| タイトル |
無側枝性ギクの萌芽に及ぼす植物成長調節剤の影響 |
| 担当機関 |
奈良県農業試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
藤井祐子
佐々木茂
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
無側枝性ギクの摘心後の萌芽率を高めるには、ベンジルアミノプリン150ppmの茎葉散布処理で効果があり、薬害の発生も認められない。
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| 背景・ねらい |
無側枝性ギクは、従来のキクと比べ側芽の発生数が少なく、輪ギク生産を行う上で摘蕾作業の省力化による労力の軽減が期待できる。しかし、摘心栽培では摘心後の萌芽性が悪く立ち本数の確保ができないため生産現場で問題となっている。そこで、植物成長調節剤の処理により摘心後の萌芽数の安定的な確保を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- 品種により、ベンジルアミノプリン処理及びエセフォン処理で萌芽率の向上がみられる。摘心及び処理時期の早いほうがベンジルアミノプリン処理効果は高い。エセフォン処理は品種により萌芽率を低下させる(表1)。
- ベンジルアミノプリンの300ppm茎葉散布処理で萌芽率は向上するが、伸長する側芽の葉色が薄く、草丈も抑えられ薬害が発生する。他の植物生長調節物質では、ジベレリンも効果があるがベンジルアミノプリンほど顕著でない(表2)。
- サイトカイニン様合成剤であるホルクロルフェニュロンは、薬害が発生し効果がない。ベンジルアミノプリンの150ppm処理で、薬害もなく萌芽率が向上する(表3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 萌芽率向上効果は品種やピンチ時の温度条件等による影響も大きいため、ベンジルアミノプリン補助的な役割があるものと考えられる。
- ベンジルアミノプリンはキクには登録がおりていないので、現在のところ使用できない。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
きく
省力化
品種
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