被覆配合肥料で極早生ウンシュウ若木の施肥回数を削減

タイトル 被覆配合肥料で極早生ウンシュウ若木の施肥回数を削減
担当機関 和歌山県農林水産総合技術センター果樹園芸試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者 田端洋一
横谷道雄
菅井晴雄
発行年度 1999
要約 極早生ウンシュウの若木に被覆複合肥料を利用すると、果実品質および収量を維持しながら、施肥回数を慣行の年2回から1回に削減できる。
背景・ねらい  傾斜地園での施肥作業は労働負担が大きく、施肥管理の省力化が望まれている。そこで、被覆複合肥料のスーパーロング424-140(初期溶出抑制140日タイプ)とロング424-180(180日タイプ)を6:4の割合で混合した8月の年1回施用と、慣行の緩効性化成肥料または有機配合肥料の年2回分施(3月、10月)を極早生ウンシュウで比較検討する。
成果の内容・特徴
  1. 年1回施用の被覆複合肥料による土壌中無機態窒素含量の推移は、緩効性化成肥料の秋肥施用後にみられるような急激な上昇はなく、年間を通して変動が少ない(図1)。8月の葉中窒素含有率は、処理区間に差がなく、3.0~3.3%の範囲である(図2)。
  2. 3年間の果実品質および収量は、処理区間に差がみられない(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 年1回施用の被覆複合肥料は、極早生ウンシュウ若木への施肥回数の削減方法として利用できる。
  2. 施肥回数については、土壌の保肥性との関連や他の品種での検討が必要である。

表1 
図表1 210829-1.jpg
図表2 210829-2.jpg
図表3 210829-3.jpg
図表4 210829-4.jpg
カテゴリ 肥料 傾斜地 省力化 施肥 品種

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