パソコンで学ぶ農作業安全

タイトル パソコンで学ぶ農作業安全
担当機関 (独)農業・生物系特定産業技術研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター
研究期間 2000~2003
研究担当者 菊池豊
石川文武
米川智司(東京大)
発行年度 2003
要約 パソコンを利用した農作業安全教育用ソフトウェアである。自主的に農作業安全に対する意識をQ&A(質問と回答)形式で点検・確認できる。誤回答の場合には起りうる事故等をコンピュータグラフィックス(CG)で疑似体験できる。
キーワード 農作業安全、ソフトウェア、ヒューマンエラー、安全啓発
背景・ねらい
 農作業事故防止対策として種々の啓発資料が作成され、研修会等で利用されている。資料は印刷物やビデオが中心であり、講義は一般的な事例紹介と再発防止が中心である。これらの内容が農家個々の作業条件に合致しない場合には、安全啓発への効果が不十分なこともある。農家にもパソコンが普及していることから、講義や資料と併用して、農業者が個人レベルで安全意識を点検したり、事故を疑似体験できるソフトウェアを開発する。
成果の内容・特徴 1.
トラクタによる耕耘作業を事例とし、「始業準備(シーン1)」、「格納庫内での点検(同2)」、「道路走行(同3)」、「圃場作業(同4)」、「終業準備(同5)」、の各シーン及び「総合評価」から構成されている(図1)。
2.
各画面の基礎的構成は、質問にふさわしいイラスト、質問を表示するコメントウィンドウ、である。質問に応じて、画面内の該当部分を選択、作業手順を選択、正解を選択、等の操作を行う(図2、図3はシーン4-2の一例)。
3.
正解を選択した場合、正解した旨のコメントを表示し次画面に進む。誤答の場合はCGで作成した事故画面と解説が表示される。
4.
各シーンでは正解すると得点が積重ねられ、さらに、選択が必須ではないが、健康や安全に配慮した項目を選択するとボーナス点が加算される。各シーンの得点を合計して総合成績が表示される。
5.
シーン1から総合評価までの所要時間は20分~30分である。ただし、シーンごとに中断可能である。
成果の活用面・留意点 1.
研修機関、農業高校、農業者団体、個人農業者等の安全意識啓発に活用できる。
2.
Windows版のみである。ごく一部のノートパソコンでは作動しないことがある。このソフトウェアを使用するための主な条件:OSはWindows 98SE/ME/2000/XP、CPUはPentiumⅢ700MHz以上、メモリー128MB以上、Windows Media Player V.7.1以上、HDDあき容量800MB以上、画面解像度800*600True Color以上。
3.
本ソフトは職務発明プログラムとして登録後、生研センターから頒布予定である。
図表1 211215-1.gif
図表2 211215-2.jpg
図表3 211215-3.jpg
カテゴリ なす

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