タイトル | トウガラシマイルドモットルウイルスワクチン接種ピーマンの圃場での干渉能と収量 |
---|---|
担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2005~2006 |
研究担当者 |
津田新哉 大木健広 大熊哲仁(鯉渕学園) 藤澤一郎(鯉渕学園) |
発行年度 | 2006 |
要約 | トウガラシマイルドモットルウイルスから開発した植物ウイルスワクチン(弱毒ウイルス)は強毒ウイルスの感染に対して高い干渉効果を示し、また、本ワクチンを接種したピーマンの一作を通した果実収量は無接種の健全ピーマンと比較して有意な差はない。 |
キーワード | ピーマン、植物ウイルスワクチン、弱毒ウイルス、臭化メチル、モザイク病、生物防除 |
背景・ねらい | ピーマンのトウガラシマイルドモットルウイルス(PMMoV)による土壌伝染性ウイルス病は、全国の主産地で経済的被害を発生させている。本ウイルス病の防除には、臭化メチル剤による土壌くん蒸が最も効果的であったが、本剤は不可欠用途を除き2005年に撤廃された。一方、本ウイルス病対策として抵抗性新品種の開発が精力的に進められたが、それら新品種の抵抗性を打破する新型ウイルス系統が各地の生産圃場で発生している。このような悪循環を回避するためには、現行栽培品種において十分な予防効果を発揮する植物ウイルスワクチン(弱毒ウイルス)の開発が必須である。そこで、栽培圃場で実用的な植物ウイルスワクチンを開発し、本ウイルス病の防除技術を確立する。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | 病害虫 きゅうり 栽培技術 植物ウイルス 新品種 抵抗性 抵抗性遺伝子 とうがらし 土壌くん蒸 ピーマン 品種 防除 |