タイトル | ホソヘリカメムシの合成フェロモン剤の誘引性を増強する新規2成分 |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2004~2006 |
研究担当者 |
安田哲也 伊藤健二 遠藤信幸(九州沖縄農研) 佐々木力也(富士フレーバー(株)) 山口卓宏 守屋成一 松山隆志(沖縄農研セ) 水谷信夫 福田健(鹿児島農総セ) 本田善之(山口農試) |
発行年度 | 2006 |
要約 | ホソヘリカメムシの集合フェロモン成分として3成分が報告されているが、既知3成分もしくはその主成分tetradecyl isobutyrateに新規成分octadecyl isobutyrateまたは(E)-2-hexenyl hexanoateを混合すると雌雄成虫に対する誘引性が増強される。 |
キーワード | 集合フェロモン、ホソヘリカメムシ、octadecyl isobutyrate、(E)-2-hexenyl hexanoate |
背景・ねらい | ホソヘリカメムシは大豆などを加害する難防除害虫である。本種の雄成虫には雌雄成虫や幼虫が誘引される。雄成虫より放出される誘引性の集合フェロモン成分としてtetradecyl isobutyrate (14:iBu)、(E)-2-hexenyl (E)-2-hexenoateおよび(E)-2-hexenyl (Z)-3-hexenoateの3成分が報告されている(Leal et al., 1995)。上記3成分からなる合成フェロモン剤が市販されているが、本剤の誘引性を高めることができれば本種の発生消長を的確に把握できる。 そこでホソヘリカメムシ雄成虫から放出される揮発性成分の再検討を行い、合成フェロモン剤の誘引性に及ぼす新規成分の効果を検討する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 害虫 カメムシ 大豆 フェロモン 防除 |