タイトル | 安定性・可用性の高いハードディスクレス版エージェントボックス |
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担当機関 | (独)農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センター |
研究期間 | 2006~2007 |
研究担当者 |
溝口勝(東京大学) 深津時広 平藤雅之 木浦卓治 |
発行年度 | 2007 |
要約 | 回転部品であるハードディスクドライブをコンパクトフラッシュに変更し、書き換え限界へ対応する工夫を行うことで、フィールドサーバエージェントボックスの安定性を改善するとともに、定圧・高温環境下での動作範囲を拡大した。 |
キーワード | フィールドサーバ、エージェントボックス、安定性、可用環境、CF |
背景・ねらい | インターネットの接続状態の悪いところでフィールドサーバのデータを収集するために開発したフィールドサーバエージェントボックス(FSAB)(H17成果情報)は、過酷な環境下で利用されることが多いため、回転部品であるハードディスクドライブは安定性・可用性の大きな制限要因のひとつであった。例えば、タイのコンケンで行っているフィールドサーバによる観測では、暑さのため2.5インチのハードディスクドライブ(HDD)の基板が焦げてしまい動作しなくなってしまった。また、ネパールの氷河湖の観測では標高3500mの空気が薄い地点に設置したが、空気の対流による放熱やHDDのヘッドの浮上に問題が生じ、FSABを利用することができなかった。このため、低い気圧や高温環境下でも動作する。 近年、大容量のコンパクトフラッシュ(CF)が安価に利用できるようになってきた。CFをFSABで利用する場合、フラッシュメモリの書き換え限界が問題となる。フラッシュメモリの書き換え限界に対応するための方法を検討し、これらのデバイスを用いてFSABの低圧・高温での可用環境を拡大するとともに安定性を改善する。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 |
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図表1 | |
図表2 | |
カテゴリ | くり |