| タイトル |
コシヒカリを交配親に用いたF1葯培養法 |
| 担当機関 |
新潟県農業試験場 |
| 研究期間 |
1995~1996 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
DKN培地を基本培地にした3段階培養法を用いることにより、コシヒカリを交配親としたF1の葯培養の効率は飛躍的に向上する。また、コシヒカリとの近縁係数が高い材料ほど緑色植物体再分化率が高くなる。
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| 背景・ねらい |
コシヒカリは良食味米として高い評価を得ており、交配親として多用されている。 しかし、これまで培養が非常に困難であったため、葯培養の材料として用いることが難しかった。コシヒカリの良食味を受け継いだ品種を育成するため、コシヒカリを交配親に用いたF1の葯培養を効率化する。
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| 成果の内容・特徴 |
- (1)コシヒカリの葯を材料とした葯培養において、基本培地にDKN培地 (Diluted KNO3の略称)を用いた場合、新潟農試で従来から用いている培地に比べて培養効率が高い(表1)。
- (2)コシヒカリを交配親に用いたF1の葯培養についても、DKN培地により高い緑色植物体再分化率が得られる(表2)。
- (3)コシヒカリに近縁の品種およびそのF1の葯培養でも、高い緑色植物体再分化率が得られる。コシヒカリとの近縁係数が高いほど葯当りの緑色植物体再分化率は高い(r=0.782、P0.01)(図1)。
- (4)DKN培地と3段階培養法を組み合わせた本培養法を用いることにより、水稲育種に充分な数の系統を作出することができる(表3)(表4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- コシヒカリ及びコシヒカリの近縁品種を交配親に用いた、良食味水稲育種に活用できる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
育種
水稲
品種
良食味
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