コウゾ栽培における施肥方法

タイトル コウゾ栽培における施肥方法
担当機関 富山県農業技術センター
研究期間 1996~1997
研究担当者
発行年度 1997
要約 コウゾを栽培する際の施肥方法として、窒素20kg/10aを施用することで、太 く長い枝条が多くなり、収量の大幅な増収が図られる。また、窒素成分を多用して栽培したコウゾで和紙を漉いても、和紙の強度は変わらない。
背景・ねらい コウゾは、古くから和紙の原材料として栽培されてきたが、非常に丈夫な作物で、畑の周りに放任栽培され、施肥はされることがなかった。このため、コウゾの施肥効果を検討し、栽培指針作成の資料とする。
成果の内容・特徴
  1. 毎年、3月下旬に施用量の60%、6月下旬に40%を分施する。
  2. 窒素を、20kg/10a施用することにより、枝条が太く長くなり、枝条数が増える(表1)。
  3. 窒素を20kg、燐酸・加里を5kg施用すれば、窒素・燐酸・加里3成分を20kg施用した場合と同程度の大幅な増収がみられたことから、窒素成分で20kg/10aまでは窒素の増肥によって増収が図られる(表1、図1)。
  4. 窒素成分を多く施用しても、和紙の強度が劣化することはない(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 本試験ほ場は、リン酸吸収係数の高い土壌(リン酸吸収係数:1661)であった。
図表1 214179-1.gif
図表2 214179-2.gif
図表3 214179-3.gif
カテゴリ 肥料 施肥

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