| タイトル |
豆腐粕の過リン酸石灰添加による高速堆肥化 |
| 担当機関 |
福井県農業試験場 |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
豆腐粕と稲わらを現物重量比3:1で混合し、更に過リン酸石灰を添加して堆肥化すると、アンモニア揮散軽減(悪臭軽減)効果と腐熟促進効果が認められ、葉菜類(コマツナ)の生育を阻害しない、良質な堆肥が2ヶ月で作成できる。
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| 背景・ねらい |
豆腐粕(オカラ)は窒素、リン酸、カリなどの肥料成分を比較的多く含む有機物であるが、水分が多く、腐敗しやすいため肥料、堆肥としての利用が限定されている。そこで豆腐粕と他の有機物とを用いた早期高品質堆肥化技術を確立し、肥料、堆肥資源としての有効利用を図る。
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| 成果の内容・特徴 |
- 豆腐粕と稲わら(3cm~5cmに細断したもの)を、現物重量で3:1の割合でよく混合し、水分を約70%に調整する。更に、過リン酸石灰(以下過石)を混合物重に対して5%量を添加し、均一となるように混合し堆肥化する。堆肥化中には2回程度の切り返しが必要で、水分が不足するようであれば適宜補充する。堆肥化中の温度推移から、約2ヶ月で易分解性画分の分解はほぼ終了すると考えられる(図1)。
- 過石無添加区では、堆積後10日以降堆肥中のアンモニア態Nが減少するが、過石添加区では殆ど減少しないことから、アンモニアの揮散軽減(悪臭軽減)に過石が有効である(図2)。
- 過石の添加によって堆肥の容積重、NaOH溶解率は増加し、C/N比も低下する。また色調は更に暗黒になり、臭気もアンモニア臭が減って放線菌臭がすること等から、過石の添加は腐熟を促進する(表1)。
- これらの堆肥を2種類の土壌(鉱質土壌と黒ボク土)に施用したコマツナの栽培試験結果から、堆肥中に植物の生育を阻害する物質は無いと考えられる。また、堆肥の肥効は極めて高く、有機物の少ない鉱質土壌でその傾向はより強い。更に、過石を添加した堆肥の肥効は無添加のものより明らかに高い(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 豆腐粕は極めて腐りやすいので堆肥を製造する当日に入手する(特に夏期)。
- 肥効が極めて高いので化学肥料の施用量を考慮する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
肥料
こまつな
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