| タイトル |
りんご「ふじ」の蜜入り予測 |
| 担当機関 |
富山県農業技術センター |
| 研究期間 |
1993~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
富山県において満開200日後のりんご「ふじ」の蜜入り指数は8月の平均最低気温により早期に予測が可能であり、その予測式はy=-0.016x2+0.292x+2.623で、誤差±0.3であった。
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| 背景・ねらい |
富山県のりんごの栽培面積はおよそ90haで、そのうち晩生品種「ふじ」が7割程度を占めている。本県は東北のりんご主産県に比べて生育期間の気温が高く完熟の「ふじ」を収穫できるため、「ふじ」の食味は極めて良好であるが、果実の蜜入りは不安定である。この果実の蜜入りは、必ずしもおいしさの指標とはならないが、蜜入り果実は消費者に好まれる傾向にあり、生産者からも関心が高い。このため富山県、長野県、福岡県の3県での「ふじ」の蜜入り特性を調査し、富山県での蜜入りの予測式を作成した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 8月~10月までの各月の平均気温、平均最低気温、平均最高気温、日照時間、降水量と満開200日後の蜜入り指数の関係では、8月の平均最低気温、8、9月平均気温との間で負の相関関係が認めらる(表1)。
- 8月の平均最低気温は、満開200日後の蜜入り指数に寄与率が高く、この関係式はy=-0.016x2+0.292x+2.623である(図1)。一方日照時間、降水量との間には明確な関係は見られない。
- この得られた式に過去年次の8月の平均最低気温を当てはめると、満開200日後の蜜入りの実測値との誤差は±0.3以内である(表2)。
- 以上のことから8月の平均最低気温を基にすると、りんご「ふじ」の収穫盛期にあたる満開200日後の蜜入りを早期に予測することが可能である。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 富山県における満開200日後のりんご「ふじ」の蜜入り指数が早期に予測できる。なお、対象はマルバ台使用普通系「ふじ」である。
- 蜜入りが少ないと予測された年は、樹勢が強くならないよう窒素の遅効き等に注意する。
- 蜜入り指数は青森県のりんご栽培指導要項に準拠し、0:発生なし、1:極小、2:小、3:中、4:大の5段階で表わした(図2)。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
品種
良食味
りんご
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