| タイトル |
透湿性白色フィルムのマルチによる日本なし「幸水」の収穫期前進化 |
| 担当機関 |
石川県農業総合研究センター |
| 研究期間 |
1998~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
日本なし「幸水」はGAペースト処理と7月上旬の透湿性白色フィルムのマルチングを併用することにより、収穫期を10日程度前進させることができる。また、7月下旬のマルチングによっても収穫期を7日程度前進させることができる。
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| 背景・ねらい |
石川県では、日本なし「幸水」の収穫ピークの分散化や早期出荷による有利販売を目的としてGA(ジベレリン)ペースト処理による収穫期前進化を図る生産者が増加している。しかし、GAペースト処理では5~7日程度の前進効果で、収益性の高い時期に出荷することが未だ困難である。そこで従来行われているGAペースト処理に加えて、透湿性白色フィルムのマルチングを併用することにより、確実で容易な収穫期前進技術を確立する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 満開30~40日後までにGAペースト処理を行い、7月上旬から収穫期まで幅1.5mの透湿性白色フィルムを樹の主幹部を開けて両側にマルチングすることにより10日程度、また7月下旬にマルチングすることにより7日程度収穫期を前進させることができ、高収益が得られる旧盆前に20~70%の果実を出荷できる。
- 透湿性白色フィルムのマルチ方法の違いにより、果実の着色、品質に差が認められないことから、マルチングする際は樹の主幹部(約50cm)を開けて両側にマルチングする方式でよい。(図1、表1、図4)。
- 累積収穫率は、透湿性白色フィルムのマルチとGAペースト処理を併用した場合、平成9年度では8月19日時点で約60%、平成10年度では旧盆前にあたる8月14日時点で7月上旬マルチが約70%となり、年により変動がある。また、透湿性白色フィルムのマルチングのみでは、収穫期前進効果がみられない年もある(図2、図3)。
- 7月上旬マルチ区は無処理に比べ糖度が高く、着色も優れ、硬度も適熟果並となり、成熟が促進されている(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 透湿性白色フィルムのマルチとGAペースト処理の組み合わせにより、収穫ピークを前進させることで労力分散が図られる。
- 透湿性白色フィルムのマルチングのみによる効果は安定しないので、マルチングする 場合は満開30~40日後頃にGAペースト処理も必ず行う。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| 図表6 |
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| カテゴリ |
出荷調整
日本なし
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