モロヘイヤの作型と栽培法

タイトル モロヘイヤの作型と栽培法
担当機関 神奈川県農業総合研究所
研究期間 1994~1995
研究担当者
発行年度 1995
要約 モロヘイヤは気温が高いほど生育が旺盛な短日植物である。そこで、作期拡大の方法は、3~4月まきトンネル栽培では育苗期の加温と電照により5月下旬から収穫でき、8月まきではハウス栽培で電照をすることにより11月中旬まで収穫できる。
背景・ねらい モロヘイヤは高温期に適する新野菜として有望で、現地への導入が始まっている。そこで、モロヘイヤの生態を明らかにし、作型と栽培法を確立する。
成果の内容・特徴
  1. 作型
    (1)3~4月まきトンネル栽培:育苗はハウス内の15℃以上の温床に播種し、電照による15~16時間の長日条件で管理する。4月下旬~5月に穴あきフィルムを使って定植し、茎頂部がフィルムに接するまで被覆する。収穫期間は5月下旬から9月下旬である(表1)。
    (2)5~6月まき栽培:(移植法)5月中旬に播種し6月中旬定植で、7月中旬~9月下旬収穫。
    (直播き)5月下旬~6月中旬に播種し、7月中旬~9月下旬収穫。
    (3)8月まきハウス栽培:8月上旬直播き、9月上旬より電照して9月上旬~11月中旬収穫(表2)。
  2. 栽培法
    (1)播種・育苗:発芽適温は30℃程度と高温のため、育苗温度は20℃以上が必要である。セル苗を育成する場合、144~220穴を使い、25日程度(葉数6~7枚)育苗する。
    (2)施肥:化成肥料は、基肥にN,P2O5,K2Oそれぞれ10Kg/10a、追肥にN,K2Oそれぞれ5Kg/10aを3回施用する。
    (3)栽植方法:ベッド幅75cm,2条植え、条間60cm、株間20cm、通路45cm(8,333本/10a)で黒マルチを使用する。
    (4)摘心・収穫方法:主枝は草丈50cm程度のときに、株元から約20cmで摘心・収穫し、その後側枝は2節残して、約20cmの枝をつみ取る。加工用では、茶刈り用の大鋏か動力刈り取り機を利用すると、作業性は大幅に向上する。
    (5)電照:日の出前と日没後に数十ルックス以上の電照電球により照明する(表3)。
成果の活用面・留意点 (1)肥料切れや土壌の乾燥で、茎が赤みを帯びて、固くなる。
(2)高温期の養液栽培にも適した野菜である。
図表1 214900-1.gif
図表2 214900-2.gif
図表3 214900-3.gif
カテゴリ 肥料 育苗 加工 乾燥 栽培技術 施肥 播種 モロヘイヤ 養液栽培

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