| タイトル |
薬剤散布による天蚕の核多角体病防除法 |
| 担当機関 |
長野県蚕業センター |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
天蚕の作柄に甚大な影響を及ぼしている核多角体病について、飼育林への薬剤散布によるウイルス不活化を検討したところ、飼料樹萌芽前に2%ホルマリン3/m2を散布することにより効果があり、作柄の向上が認められた。
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| 背景・ねらい |
天蚕の核多角体病が発生した飼育林においては以後恒常的に本病害が発生し、作柄にも重大な影響を及ぼしている。そこで、飼育林への薬剤散布により本病ウイルスの不活化効果について検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 天蚕の飼育林に2%ホルマリン3/m2を散布すると、土中の深さ3cmまでは核多角体病ウイルスの不活化効果が認められるが、深さ5cmでは完全な不活化効果は認められない(表1)。
- 生石灰100倍液3/m2の散布では、土面では核多角体病ウイルスの不活化効果は認められるが、土中では不活化効果は認められない(表1)。生石灰液は土中の消毒には困難であるが、飼育終了直後の飼料樹及び土面の消毒には有効である。
- 核多角体病が多発する飼育林を清掃した後、萌芽前の4月に2%ホルマリン3/m2の散布を行うと、散布から3年目で病害の発生がほとんど見られなくなり、作柄の向上につながる(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
飼料樹の萌芽後は薬害の生じる恐れがある。散布にあたっては周囲への飛散に留意し、防鳥ネットを被覆した後に実施することが望ましい。なお、飼育終了直後に生石灰液を飼育林に散布することで、より一層の効果が期待できる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
病害虫
防除
薬剤
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