| タイトル |
一貫経営内種雄豚毎の上物肉豚生産割合の簡易推定法 |
| 担当機関 |
三重県農業技術センター |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1995 |
| 要約 |
出荷した肉豚の上物割合と交配記録から、各種雄豚の上物肉豚生産割合を簡易に推定するための計算式を作成した。この計算式で推定した現地養豚農家の種雄豚の相対的上物生産割合は実際の上物生産割合とよく一致した。
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| 背景・ねらい |
繁殖肥育一貫養豚経営においては、上物肉豚を生産する割合の高い種雄豚を確保することが経営にとって重要である。現状の肉豚出荷体制では、出荷肉豚に関する格付け情報は一度に出荷した全肉豚の上物割合でしか入手できない。そこで、肉豚出荷毎の上物割合と農家の交配記録という少ない情報から各種雄豚の上物肉豚生産割合を推定する計算式を作成し、養豚農家の推定精度を検討した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 各種雄豚の上物肉豚生産割合を推定するため、植物の雑種強勢育種の交配母本選定のための一般組合わせ能力推定式を参考にし、さらに種雄豚の種付けにおける1,2回目の受精確率(仮定)から、次のような計算式を作成した。
- 養豚農家が26回に出荷した266頭の肉豚のと畜場における格付けとこの計算式を用いて養豚農家の13頭の種雄豚の上物肉豚生産割合を推定した。この結果、13頭の種雄豚の実際の上物肉豚生産割合とMGAの相関係数は
0.920であり、MGAの値から種雄豚の上物肉豚生産割合は十分推定可能であった(図1、表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- この種雄豚の上物肉豚生産割合推定の計算式は、出荷した肉豚の両親がわかっていても個々の肉豚の格付けが確認できない場合に有効である。
- この計算式によって、飼養している種雄豚の上物肉豚生産割合を相対的に推定できるが、推定値を他の経営の種雄豚と比較することができない。
- 種雄豚の供用期間は通常2年であるが、この推定方法によると種雄豚の供用を始めてから約1年後に上物肉豚生産割合の推定値が得られる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
育種
経営管理
出荷調整
肉牛
繁殖性改善
豚
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