キーダイヤグラムによる福島県の農業用水の分類

タイトル キーダイヤグラムによる福島県の農業用水の分類
担当機関 福島県農業試験場
研究期間 1999~2000
研究担当者
発行年度 1999
要約 福島県の農業用水をキーダイヤグラムを用いて分類した結果、4つの型に分類された。また、農業用水のイオン組成は水路及び水源の立地条件を反映していた。このため、農業用水のイオン組成を踏まえた施肥及び耕地管理が必要である。
背景・ねらい 近年、環境への関心が高まり、農業においても環境保全の観点から施肥及び耕地の
利用法について見直しがなされている。このため、農業用水についても自然環境
及び地域特性を踏まえていく必要がある。そこで、農業用水の有効利用を図る基礎
資料としてキーダイヤグラムを用い福島県の農業用水の分類を行った。
成果の内容・特徴
  1. 福島県内113カ所の農業用水のK、Na、Ca、Mg、Cl、SO4、
    NO3イオン濃度を測定し、陰イオン:陽イオン=1:1としてHCO
    3イオンを算出した。これをもとにキーダイヤグラムを用い福島県の
    農業用水を地域別に分類するとアルカリ炭酸塩型(III)を除く4つの型に分類
    される(図1)。
  2. アルカリ土類非炭酸塩型(I)は、阿武隈及び浜通り地域にはみられず、水源もしくは
    取水河川が吾妻山や磐梯山などの火山周辺に立地する水路が属する(図2)。
  3. アルカリ土類炭酸塩型(II)は、地質年代の古い阿武隈及び浜通り地域や南会津地域に
    立地する水路が多く属する(図2)。
  4. アルカリ非炭酸塩型(IV)は、会津及び中通り地域にそれぞれ1水路ずつ
    みられる(図2)。
  5. 中間型(V)は、会津及び中通り地域に多くみられる。また、各地域の人口集中地に
    立地する水路の多くがこの型に属する(図1、
    2)。
  6. 農業用水の有効利用を図るためにも農業用水のイオン組成を踏まえた施肥及び
    耕地管理が必要である。
成果の活用面・留意点 水の有効利用を図ると共に自然環境及び地域特性を踏まえた施肥及び耕地管理を
促す基礎資料として活用する。
図表1 231451-1.gif
図表2 231451-2.gif
カテゴリ 施肥

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる