| タイトル |
宅配便による豚人工授精用精液の配布 |
| 担当機関 |
群馬県畜産試験場 |
| 研究期間 |
1995~1995 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
豚人工授精用精液の宅配便による配布システムを確立するため、輸送中の精液の温度、輸送後の精液の活力検査および授精試験を行ったところ良好な成績が得られ、平成8年5月より宅配便による豚精液の配布を開始した。
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| 背景・ねらい |
養豚場において各種疾病が流行、蔓延する中で防疫上安全な血液更新法として人工授精が見直されてきた。そこで、当場の豚精液の配布を従来の直接渡しに加えて宅配便で行うことにより種雄豚の広域利用化を図った。
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| 成果の内容・特徴 |
- 豚精液の採取は週1回行い、精液性状検査後保存液モデナで精子数2億/mlに希釈後15℃で保存した。発送の際はザーメンチューブに保存精液を50ml充填したものを授精豚1頭につき2本使用した。
- 発泡スチロール製容器で二重包装した精液を蓄冷剤、15℃の水、温水(40℃)、携帯用カイロで温度調節をしながら宅配便で農家へ発送した。およそ20時間の輸送中の精液温度は最高26℃、最低5℃、平均15℃であった。(表1)
- 輸送後の精子活力は到着直後において15例中14例が5日目において15例中10例が70+++以上であった。(表3)
- 宅配便輸送精液の人工授精試験成績は受胎率、産子数および生産子数がそれぞれ80.8%、10.6頭、9.3頭であった。(表2)輸送中の精液温度が10℃以下に下がってしまった精液で授精した8頭のうち不受胎は1頭であった。また、輸送中の精液温度が10℃以上変動した精液で授精した7頭のうち不受胎は1頭のみであった。
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| 成果の活用面・留意点 |
- この成績をもとに群馬県畜産試験場は平成8年5月より宅配便による豚精液の配布サービスを開始した。
- 到着した精液をすぐ使わずに保存する場合、発送に使った発泡スチロール容器をそのまま利用して夏季なら温度調節剤として用いた蓄冷剤を新しいものに入れ替える、冬季なら室内に保管するなど、温度の急激な変化を避けるための配慮をする。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
豚
輸送
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