肉斑、血斑の少ない、内部卵質に優れる赤玉鶏の開発

タイトル 肉斑、血斑の少ない、内部卵質に優れる赤玉鶏の開発
担当機関 愛知県農業総合試験場
研究期間 1995~1996
研究担当者
発行年度 1996
要約 消費者の赤玉需要に応えるため、内外卵質の改良に重点をおいた、赤玉鶏の系統造成と、系統間交配によって実用鶏を開発した。開発した赤玉鶏は、卵殻強度、卵殻色に優れ、赤玉鶏の欠点である肉斑、血斑が少ないのが特徴である。
背景・ねらい 卵価が低迷するなかで鶏卵を少しでも有利に販売するために、付加価値を付けた、特殊鶏卵の生産や直販方式が増加しつつある。これらは差別化商品とするために、白色卵よりも有色卵が用いられ、なかでも赤玉が主流となっており、養鶏農家においては赤玉鶏を取り扱う傾向が今後さらに高まっていくとみられる。そこで赤玉需要に応えるため、卵殻色の斉一性が高く、肉斑、血斑が少なく内部卵質に優れた、赤玉鶏の開発を行う。
成果の内容・特徴
  1. 赤玉コマーシャル鶏5銘柄から、産卵に優れる銘柄と卵重に優れる銘柄を育種素材として導入し、6世代にわたり選抜を行い、卵殻強度、卵殻色に優れ、肉斑、血斑の少ない特徴ある2系統(Y及びZ系)を造成した(表1)。
  2. 両系統の交配により作出した赤玉実用鶏の性能は、50%産卵日齢148日、卵重63g、体重(300日齢)2300g、産卵率85%、卵殻強度(330日齢)4.1Kg/cm2、卵殻色(L値330日齢)54.6である(表2)。
  3. 内部卵質のうち肉斑では、出現率はいずれの日齢とも40%以下で、面積は3mm2以下である。また、血斑の出現率はいずれの日齢においても0%である(表3)。
  4. 開発した赤玉鶏は、コマーシャル鶏と比べて、卵殻強度に優れるとともに、赤玉鶏の欠点である肉斑出現率が20~50%低く、かつ肉斑面積も小さいなど優れた特徴を有する。
成果の活用面・留意点 特殊鶏卵の生産や直販方式の鶏卵流通を行っている養鶏農家に、赤玉実用鶏として普及を図る。
図表1 215107-1.gif
図表2 215107-2.gif
図表3 215107-3.gif
カテゴリ 育種 鶏

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる