早期加温型施設栽培に適した極早生ウンシュウ「崎久保早生」

タイトル 早期加温型施設栽培に適した極早生ウンシュウ「崎久保早生」
担当機関 三重県農業技術センター
研究期間 1991~1995
研究担当者
発行年度 1996
要約 極早生ウンシュウ系統の早期加温栽培で、「崎久保早生」は他の極早生系統に比べて熟がやや早く、「宮川早生」と比較すると25日早い。また、樹冠容積が大きく、収量も多く、果実品質も良好である。
背景・ねらい ウンシュウミカンの施設栽培における熟期促進を図るために、早期加温型施設栽培に適した極早生ウンシュウ系統の選抜を行った。
成果の内容・特徴
  1. 樹体生育は「崎久保早生」、「高林早生」で樹冠容積が大きくなり、「崎久保早生」で幹周の肥大も良い。(表1)
  2. 1樹及び樹冠占有面積当たりの収量は、「崎久保早生」で多く、「上野早生」で少ない。(表2)
  3. 収穫果の果形は、「崎久保早生」、「山川早生」、及び「上野早生」で扁平であるが、「高林早生」では腰高となる。(表3)
  4. 収穫果実の糖度は「崎久保早生」で高く、減酸は「崎久保早生」及び「上野早生」で早い。(表3)
  5. 果実の収穫時期は「崎久保早生」が他の系統よりやや早く、対照の「宮川早生」に比べ25日程度早まる。(表3)
成果の活用面・留意点
  1. 極早生ウンシュウの利用により、ウンシュウミカンの早期加温型施設栽培での熟期促進が可能となり、カンキツの周年供給体制の充実が図れる。
  2. 本成果はれき質土壌条件下での結果であるので、導入にあたっては現場の土壌条件に留意して樹勢の調整を図る必要がある。
図表1 215150-1.gif
図表2 215150-2.gif
図表3 215150-3.gif
カテゴリ 温州みかん 施設栽培 その他のかんきつ

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