| タイトル |
日本産マルハナバチのトマトへの訪花行動とその着果効果 |
| 担当機関 |
神奈川県農業総合研究所 |
| 研究期間 |
1996~1999 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1996 |
| 要約 |
日本産マルハナバチと、セイヨウオオマルハナバチのトマトでの訪花行動・着果効果を比較したところ、これらの能力については、日本産種と導入種での差は認められず、日本産マルハナバチもトマトを着果させる機能を有することが確認された。
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| 背景・ねらい |
日本産のマルハナバチを花粉媒介昆虫として農業に利用する可能性を探るため、オオマルハナバチ、クロマルハナバチ、コマルハナバチ、トラマルハナバチの4種の日本産マルハナバチのトマトへの訪花行動、及びその訪花による着果効果、空洞果の発生抑制効果を現在利用されている導入種セイヨウオオマルハナバチと比較し、その機能を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 温室内に設置した網室内に、8~10株のトマトを植栽し、各種マルハナバチの訪花行動を観察したところ、トマトへの訪花が始まるまでの時間は、マルハナバチの種類に関係なく2~4日が必要であることがわかった(表1)。また、日本産4種についても、セイヨウオオマルハナバチと同様の振動採粉行動が観察された。
- セイヨウオオマルハナバチは、訪花時にトマトの葯をかじり、その痕跡で訪花の有無を確認することができるが、この行動は、日本産4種についても、セイヨウオオマルハナバチと同じであることが観察され、訪花の有無を確認することができた。
- トマトの着果率は、85~95%を示し、マルハナバチの種による差は認められなかった(表2)。また、これらのトマトは、いずれも種子形成が認められ、空洞果の発生率は、0~7%であり、ハチの種による差は認められなかった(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
日本産マルハナバチも、導入種であるセイヨウオオマルハナバチと同様のトマト訪花昆虫としての機能があることが認められた。今後は、ハウス環境下で、各種マルハナバチの利用可能な期間の差について、明らかにする必要がある。また、実用化に向けては室内大量継代飼育法の確立が必要である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
トマト
マルハナバチ
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