タイトル | 養分集積を回避する肥効調節型肥料並びに液肥を利用したトマトの施肥管理技術 |
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担当機関 | 愛知県農業総合試験場 |
研究期間 | 1996~1997 |
研究担当者 | |
発行年度 | 1996 |
要約 | 施設トマト栽培において、肥効調節型肥料(被覆尿素)と追肥(液肥)の組み合わせ、あるいは有効態リン酸が既に蓄積しているほ場では窒素とカリウムのみを液肥で施用する施肥法により、土壌養分が集積しない持続的な生産が可能である。 |
背景・ねらい | トマトの施設栽培では長期にわたる連作と、施肥の目安が農家の経験に頼る部分が多いため、土壌養分の富化並びにアンバランンス化が著しい。 そこで、トマト葉柄汁液中の硝酸濃度を適正に維持できる肥効調節型肥料の溶出タイプを選定するとともに、既に有効態リン酸含量が多い(200mg 100g-1)土壌での窒素、カリウムのみの液肥栽培をすることにより、施肥効率の向上と養分の過剰集積を回避する持続的生産のための施肥管理法を検討した。 |
成果の内容・特徴 |
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成果の活用面・留意点 | 促成栽培での全量基肥施肥は、地温低下により窒素の溶出が遅れるため、汁液の硝酸濃度を適宜測定して追肥を勘案する。 |
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
カテゴリ | 肥料 管理技術 栽培技術 施設栽培 施肥 トマト ばら |