| タイトル |
分画された培養液ドロップを用いた牛個体別体外胚生産の効果 |
| 担当機関 |
群馬県畜産試験場 |
| 研究期間 |
1996~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
1つの培養液ドロップ内を4区画に分割し、各区画にそれぞれ1頭の牛から得られた卵子を入れ、個体別の体外成熟培養、体外受精および体外発生培養を行った。その結果、従来の1培養液ドロップに1頭分の卵子を入れた場合に比較して、卵割率および胚盤胞発生率は、有意(P&st;0.01)に高かった。
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| 背景・ねらい |
牛の体外受精技術を優良遺伝資源の保存や牛群の改良に利用する場合、個体別の体外受精が必要となるが、その胚盤胞発生率は、数頭の牛から得られた卵子を混合して行う混合体外受精の成績に比較して低いことが知られている。そこで、多孔クローニングプレーを用い、同一培養液ドロップ内を区画することで個体別の体外受精を混合体外受精の培地環境に近い状態で行い、その成績を検討した。
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| 成果の内容・特徴 |
- 未成熟卵子の成熟培養は10%CS加 TCM-199、媒精はBO液を用いたカフェイン・ヘパリン法、発生培養は10%CS加 CR1aaによりおこなった。
- 試験区は、35mmディッシュに培養液ドロップを作り、流動パラフィンで覆った中(図1)に数頭の牛由来卵子を入れた区(混合体外受精)、1個体の卵子を入れた区(個体別体外受精)およびクローニングプレートを利用し、分画された培養液ドロップを用いた区(OS-IVF)の3区とした。
なお、クローニングプレートは24個の培養室に分かれ、1個の培養室が16個のウエルから出来ており、OS-IVFでは、この培養室の中心の4個のウエルに各々40μl培養液を入れ、ウエルの仕切の上部で繋げて1個のドロップとし、流動パラフィンで覆い、1ウエルに1個体分の卵子を入れた(図2)。
- 卵割率は、OS-IVFと混合体外受精が、ほぼ同様の成績で、個体別体外受精の成績に比べ有意に(P&st;0.01)に高かった(表1)。
- OS-IVFの胚盤胞発生率は、個体別体外受精の成績に比べ有意(P&st;0.01)に高く(表1)、また、供試卵子数による影響も少ないことが示唆された(表2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 未成熟卵子の採取個数の少ない個体の体外受精に有効である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
遺伝資源
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