| タイトル |
茶園での人工霧による防霜効果 |
| 担当機関 |
静岡県茶業試験場 |
| 研究期間 |
1997~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
高圧ポンプと特殊ノズルを用いて茶園上空に漂わせた人工霧は、放射冷却時の茶園において、正味放射量を高め、葉温を上昇させる。また、降霜時に噴霧すると、凍霜害による被害芽率が低下し、一番茶の減収が抑制される。
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| 背景・ねらい |
機械化茶園では、大型機械の走行に支障のない効果範囲の広い防霜施設が望まれている。人工霧防霜法は、米国では果樹園などで実用化されている。そこで、人工霧を発生させる特殊ノズルを米国から導入し、茶園での防霜効果と実用性を検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 人工霧発生装置は、特殊ノズル(写真1左)が付いたヘッダー管を支柱で持ち上げた霧ノズル列(写真1中央)と70kgf/cm2の高圧ポンプ、水タンク、制御板で構成される。ノズル1個当たりの噴霧量は、毎分120mlで、霧ノズル列1m当たりに15個のノズルが付いている。
- 噴霧によって、茶園の正味放射量と茶株面の葉温は上昇する。特に、風向が西の微風状態では、ノズルから27m地点の正味放射量も増加する(図1)。
- 噴霧によって、凍霜害による被害芽率が低下し、一番茶の減収は免れる(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 導入費は、0.5haの規模で1000万円、2.5haの規模で3600万円と、スケールメリットがあるのでなるべく広大なほ場での導入が望ましい。
- 人工霧を茶園上空に均一に漂わせるためには、風向が安定し、かつ、2.5m/秒以下の風速が望ましい。
- 民家や道路等へ霧が拡散する恐れのある場所では、導入は控える。
- 効果範囲は、地形の違いに伴う低温時の気象特性によって大きく異なる。導入前に綿密なアセスメントが必要である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
機械化
茶
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