| タイトル |
トリフルミゾールくん煙剤による省力的なコンニャク乾腐病防除 |
| 担当機関 |
群馬県農業試験場 |
| 研究期間 |
1996~1997 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1997 |
| 要約 |
コンニャク乾腐病対策として、トリフルミゾールくん煙剤の貯蔵庫内処理は慣行防除法(粉衣処理)とほぼ同等の効果があり、省力かつ安全に行える有効な防除方法である。
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| 背景・ねらい |
コンニャク乾腐病対策として、植付前に種球消毒が実施されている。特に、生子および小型球茎の消毒には、主に粉剤を用いた粉衣処理が行われているが、処理時に吸引・被曝があり農家が倦厭し、結果として防除対策が不徹底となりがちである。そこでこれらの問題を解決するより省力的で安全な防除方法を開発する。
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| 成果の内容・特徴 |
- トリフルミゾールくん煙剤は、貯蔵庫内の密閉空間において1m^3当たり25g以上の処理量を植付前に処理することで、慣行のチオファネートメチル粉剤の粉衣処理と同等の防除効果が期待できる(図1)。
- 本処理法は貯蔵容器を積み重ねたままで省力的に処理でき、生子および小型球茎の乾腐病対策に適用できる。
- 薬剤付着量は、積み重ね位置で中段が最も少なく、処理時の位置による差異が認められた(表1)。しかし、そのことによる防除効果の低下は認められなかった(表2)。
- 棒状生子(あかぎおおだま)は25~50g/m^3の処理量で、慣行詰込み量の2/3量(厚さ約10cm)に減じて処理することで安定した効果が得られる。球状生子(はるなくろ)では、50g/m^3の処理量が必要である(図2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 種球の形状によって処理時の種球詰め込み量ならびに処理量を変える必要がある。
- 本処理法の単独処理では腐敗病を同時防除できない。
- 現在、トリフルミゾールくん煙剤の本処理法は農薬登録適用拡大申請中である。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
病害虫
こんにゃく
農薬
防除
薬剤
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