| タイトル |
水稲中間母本農4号のトビイロウンカ抵抗性の有無を識別できるPCR用プライマー |
| 担当機関 |
愛知県農業総合試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
A3プライマーによって、PCRで増幅されるDNA断片の有無により、水稲関東PL5由来の品種・系統のトビイロウンカ抵抗性の有無を識別できる。
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| 背景・ねらい |
RAPD解析用のプライマ-UBC148は、関東PL5(中間母本農4号)に由来する抵抗性育成系統に特異的なDNA断片を生じ、F2世代の抵抗性個体(2組合せ140個体)を調査した結果、3個体を除いて抵抗性個体が識別でき、抵抗性の間接選抜に有用である(辻ら)。検定結果をわかりやすくするために、このDNA断片の塩基配列を利用して、増幅されるDNA断片の数を1本に減らしたプライマーを開発する。
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| 成果の内容・特徴 |
- 10塩基のプライマ-UBC148により、関東PL5に由来する抵抗性系統に特異的に増幅されるDNA断片のクローンの両末端の塩基配列をもとにして、2種1組のA3プライマー(5'-TGTCCACCAGATCTTAAGGG-3'、5'-GCAGCCTGATAAAACCTAGGT-3')を作成した。
- A3プライマーを用い、イネのゲノムDNAを鋳型にPCR反応(94℃4分、94℃1分→55℃1分→72℃2分を30サイクル、72℃7分)を行うと、抵抗性品種・系統に特異的な約1.3KbpDNA断片が増幅される。このDNA断片の有無によって、関東PL5に由来する抵抗性系統を識別できる(図1)。
- 関東PL5に由来する抵抗性遺伝子を持たない39種の系統(トビイロウンカ抵抗性遺伝子Bph1を持つものも含む)について、A3プライマーでPCR反応を行った結果、DNA断片の増幅は認められなかった(表1)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 使用する酵素、サーマルサイクラーの機種(DNA増幅装置)に応じて、PCR反応条件を考慮する必要がある。
- PCR反応にはCTAB法により抽出した抵抗性、感受性の標準品種のDNA試料を同時に供試するのが望ましい。
- 関東PL5と南海133号以外のトビイロウンカ抵抗性遺伝子bph2を持つ系統への有効性は、 確認していない。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
水稲
抵抗性
抵抗性遺伝子
抵抗性品種
品種
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