| タイトル |
葉色が鮮やかな春・秋どり紅系リーフレタス新品種「長・野22号」 |
| 担当機関 |
長野県野菜花き試験場 |
| 研究期間 |
1997~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
紅系リーフレタス「長・野22号」は葉の緑及び紅色が鮮やかで、配色のコントラストがよく、草姿が立性のため株の形状がドーム形となる春・秋どりに適した品種である。
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| 背景・ねらい |
長野県における紅系リーフレタス(サニーレタス)の栽培は平成9年度で800ha余で、球レタスの30%強の大品目となっている。夏秋どりを中心とした高温期栽培の主力品種としては、「晩抽レッドファイヤー」が利用されており、この品種は抽だい性、株張りの点で優良な品種であるが、葉色の紅色が中肋部まで入り込み、葉全体がくすむ。また高温期になると紅色が濃く黒っぽくなるなどの点が指摘されており、これらを改善するための育種的対応の要望が、現地から求められていた。このため、上記の改良を含め紅系で葉色が鮮やかで、株張りの優れた品種の育成を図った。
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| 成果の内容・特徴 |
- 育成の経過
育成は平成元年から開始し、育種目標に近い形質を有するアメリカから導入した PrizeHeadと Rubyの選抜系統間の交配を平成元年に行い、その後代について葉色、株張り等について系統選抜を実施した。平成2年~4年の3カ年に自殖世代の促進と優良個体の選抜を行った。平成5年~7年は現地適応性試験を実施した。平成7年に、現地適応性試験の結果並びに試験場での栽培試験の結果から、葉色が鮮やかで、草姿が立性の株張りが良い育種目標に近い系統が得られたので、「長・野22号」の系統番号を付し育成を完了し、平成10年3月品種登録出願した。
- 育成系統の特性
(1)草姿が立性で、株張りがよく、株の形状がドーム型になる(表1、表3、図1)。 (2)葉の緑及び紅色が鮮やかで配色のコントラストに優れる(表1、表3)。 (3)抽だい性は、対照品種「晩抽レッドファイヤー」に比較しやや早抽である(表2、表4)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 一般的な栽培基準は「晩抽レッドファイヤー」に準ずる。
- やや早抽のため、春・秋どり用品種として利用する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| 図表5 |
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| 図表6 |
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| カテゴリ |
育種
新品種
品種
リーフレタス
レタス
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