| タイトル |
ククメリスカブリダニをイチゴに定着させるための放飼時期の決定 |
| 担当機関 |
埼玉県園芸試験場 |
| 研究期間 |
1998~1998 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
ミカンキイロアザミウマのイチゴへの定着前に天敵のククメリスカブリダニを定着させて防除効果を上げるための、ククメリスカブリダニの放飼時期を明らかにした。
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| 背景・ねらい |
イチゴは栽培温度が低いため、害虫発生時に天敵が利用しにくい。そのため、ミカンキイロアザミウマを発見してからククメリスカブリダニを処理すると、ククメリスカブリダニの増殖がアザミウマの増殖に追いつけないという欠点がある。そこで、ミカンキイロアザミウマの定着よりも前にククメリスカブリダニをイチゴに定着させ、ミカンキイロアザミウマを防除する方法を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 恒温室内(22℃、16L-8D)に設置したポットのククメリスカブリダニ放飼13日後のククメリスカブリダニの生息部位と個体数を、花が咲いている株と花の咲いていない株で比較した。開花株では、果実とがくの間、未展開葉内部(芽)、花及び葉や茎上にククメリスカブリダニが生息していて、未開花株では芽にのみ生息が確認された。総生息数は花の無い株よりも開花株の方が有意に多かった(表1)。
- 放飼後のイチゴ株上のククメリスカブリダニの数は、イチゴの開花数に比例して増加する傾向が認められた(図1)。株当たり開花数とミカンキイロアザミウマ、ミカンキイロアザミウマとククメリスカブリダニ間でも弱い比例関係が認められたものの、ククメリスカブリダニと開花数との関係ほどではなかった。
- 開花株上のククメリスカブリダニ個体数と未開花株上のそれと比較すると開花株上で多く、ククメリスカブリダニは開花したイチゴ苗に定着しやすいことが明らかになった(図2)。
- 栽培歴及びククメリスカブリダニの放飼時期は以下のようである。定植:1998年9月18日(開花、未開花区とも)、開花区開花始めは10月21日、未開花区開花始めは12月16日である。10月21日、28日、11月4日の3回、株当たり100頭のククメリスカブリダニをイチゴ葉上に放飼した(図3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
イチゴでは、開花期初期にククメリスカブリダニを処理すること、ミカンキイロアザミウマの定着よりも前にイチゴの株に天敵を定着させる Predator-in-first法を適用することが可能であることが判った。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
病害虫
いちご
害虫
栽培技術
防除
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