RT-PCR法を用いた各種ウイルス病蚕の診断

タイトル RT-PCR法を用いた各種ウイルス病蚕の診断
担当機関 埼玉県農業試験場
研究期間 1999~1999
研究担当者
発行年度 1999
要約 RT-PCR法により、カイコに感染した主要な3種類のウイルス病原(NPV,DNV2型及びCPV)を一連の操作で同時に検出することが可能である。
背景・ねらい 血清学的手法に比べてはるかに感度が高く、夾雑物による非特異反応が起こりにくいPCR法を利用して、蚕ウイルス病の総合的な早期診断技術を確立するため簡易検出方法を検討する。
成果の内容・特徴
  1. DNAウイルスのカイコ核多角体病ウイルス(NPV),濃核病ウイルス2型(DNV2型)及びRNAウイルスの細胞質多角体病ウイルス(CPV)を一連の操作で簡易に検出する方法を確立した(図1)。
  2. ウイルスのDNA及びRNA抽出過程はNPVで確立した手順が活用でき(図1)、PCR法はDNA及びRNAともに同一の条件で実行できる(図2)。
  3. 各種ウイルス用プライマーはそれぞれのウイルスと特異的に反応し、PCR産物の大きさの差による識別が可能である(図3)。
  4. 各種ウイルス病が混発した場合も同一試料から短時間で同定が可能である。
成果の活用面・留意点
  1. DNAウイルスのみの検出であれば、RT(逆転写反応)の部分を省略し、PCRのみを実施する。
  2. 濃核病1型ウイルスも同様な方法で検定が可能である。
図表1 216122-1.gif
図表2 216122-2.gif
図表3 216122-3.gif
カテゴリ カイコ 診断技術

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