| タイトル |
天蚕稚蚕期飼育へのコウリュウ(蒿柳)の活用 |
| 担当機関 |
長野県南信農業試験場 |
| 研究期間 |
1999~2000 |
| 研究担当者 |
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| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
天蚕繭の安定生産のために天蚕稚蚕期用飼料樹としてコウリュウ(蒿柳)を用いると4月下旬からの飼育が可能であり、飼育時期が早いほど好成績を示す。
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| 背景・ねらい |
天蚕飼料樹としてコウリュウは挿木による増殖が容易で生長性に優れ、挿穂のサイズによっては2年目の春期からの天蚕放飼育が可能であるが、コウリュウによる全齢飼育はクヌギと比べ繭層重が軽くなる。そこでコウリュウの利点を活かし、天蚕の稚蚕期飼育への活用について検討する。
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| 成果の内容・特徴 |
- コウリュウではクヌギと比べ発芽時期が1ケ月以上早く、4月下旬からの天蚕稚蚕飼育が可能である。また、コウリュウでの稚蚕期飼育はクヌギ育と比較し生存率・経過日数において5月期では遜色なく、6・7月期ではむしろ優れる(表1)。
- 飼育時期が早いほど経過日数は長くなるが、生存率が高い傾向にあり、飼育時期が遅くなるほど特に壮蚕期の生存率が低下する(表1)。また、飼育時期が早いほど繭重、繭層重は重くなる(表2)。
- 4齢半ばまでのコウリュウ育、以後クヌギ育への移行で繭層重、繭層歩合の明瞭な低下は認められない(表3)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- コウリュウを用いることで4月下旬の早期(野生天蚕と同時期)に飼育を開始することができる。これにより壮蚕期クヌギへの移行で盛食期に適質なクヌギ葉を供給することができ優良繭の安定生産が期待できる。
- コウリュウでの比較的安定した稚蚕飼育により多回育への活用が行える。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| カテゴリ |
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