受胚豚の栄養状態と胚移植における受胎性との関係

タイトル 受胚豚の栄養状態と胚移植における受胎性との関係
担当機関 群馬県畜産試験場
研究期間 2000~2001
研究担当者
発行年度 2000
要約 低温感受性の極めて高い豚胚をガラス化保存した後、外科的に胚移植した結果、受胚豚の栄養状態を示すボディコンディションスコアが、最適の3を示す豚において高い受胎率が得られる。
背景・ねらい ガラス化法は、高濃度の凍結保護物質を用いて急速冷却し、無氷晶状態で低温保存する手法で、豚胚においても透明帯を脱出する前後の胚で、融解後に高い生存性が得られている。このガラス化保存した豚胚をより確実に産子とするため、ガラス化保存した豚胚の移植成績と、移植時の受胚豚の栄養状態(ボディコンディションスコア・5段階評価法)との関係について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 胚の採取は最初の人工授精から6日後に行い、透明帯を脱出する前後の胚を利用する。
  2. 胚のガラス化及び融解処理は、豚の胚移植マニュアル(家畜改良センター、豚新技術開発研究会編)に準じて実施した。
  3. 受胚豚への移植は、許容から4~5日後に外科的に移植した(豚の胚移植マニュアルに準じて実施した)。
  4. 外科的に移植した場合、受胚豚のボディコンディションスコア(日本飼養標準 豚 1998により5段階評価した)が、最適の3を示した8頭の内7頭に発情回帰の遅延がみられ、その内2頭が分娩に至った(表1)。
  5. この結果、受胚豚の飼養管理を適切に行うことにより、ガラス化保存した豚胚を外科的移植により受胎・分娩させることが可能である。
成果の活用面・留意点
  1. ガラス化保存法は、低温感受性が強く物理的にも壊れやすい豚胚の長期保存を可能にする。
  2. 分娩率が低く分娩頭数も少なかったので、更に品種や産歴の影響を含めた検討が必要である。
図表1 216273-1.gif
カテゴリ 飼育技術 評価法 品種

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