アプト式によるレール走行式茶園管理機のテラス間移動システム

タイトル アプト式によるレール走行式茶園管理機のテラス間移動システム
担当機関 静岡県茶業試験場
研究期間 2000~2000
研究担当者
発行年度 2000
要約 開発したアプト式テラス間移動システムは、駆動ローラ部に歯車を取付けた台車、枕地及び法面上に敷設するラック式レール等から構成され、レール走行式茶園管理機のテラス間移動作業時間を慣行の1/2に短縮し、安全性が大幅に向上する。
背景・ねらい 茶園管理作業の省力・軽作業化に有効なレール走行式管理機のほ場間移動には主にトラックが用いられる。その積み降ろし作業は、煩雑かつ危険を伴う。そこでテラス式茶園におけるほ場間移動作業を安全に効率的に行えるシステムを開発する。
成果の内容・特徴
  1. 本システムは、駆動ローラ部に歯車を取付けた台車、枕地及び法面上に敷設するラック式レール及びレールから構成され、台車の荷台は上下(15cm)及び左右方向(15度)へ調節できることから、搭載したレール走行式管理機が円滑にうね内の敷設レールへ乗り移ることができる。台車走行及び荷台の上下動は電動モーターを使用し、リモコンにより操作する。(表1,図1)
  2. トラック搬送では、傾斜ほ場での積み降ろしの際に脱輪・落下の危険を伴うが、本システムでは荷締めベルトを使用して管理機を固定すれば、簡便かつ安全に法面上の登坂・降坂を行うことができる。
  3. テラス間(ほ場間)移動時間は、本システムでは1回当たり6分程度で、トラックによる搬送の1/2程度である。(表2)
成果の活用面・留意点
  1. 法面上のラック式レールは、移動時に台車と地面が接触しないように敷設し、角度は25°以下とする。
  2. うね間移動時間は、従来型装置の約8倍を要することから、モーターの大型化による作業速度の向上が必要である。
図表1 216371-1.gif
図表2 216371-2.gif
図表3 216371-3.gif
カテゴリ 茶

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