鶏用サルモネラワクチンのウズラへの応用

タイトル 鶏用サルモネラワクチンのウズラへの応用
担当機関 愛知農総試
研究期間 1999~2000
研究担当者 伊藤裕和
中谷 洋
林 和陽
発行年度 2001
要約 ウズラのサルモネラ症予防のため、鶏用サルモネラワクチンを異なる4部位に接種したところ、臨床的な接種反応は軽微であったが、産卵初期に影響が見られた。4部位接種とも凝集抗体は1~2週後、エライサ抗体は2~4週後に検出された。
キーワード ウズラ、サルモネラ症、ワクチン
背景・ねらい 養鶏の生産現場ではサルモネラワクチンが普及していることから、ウズラのサルモネラ症予防のため、ウズラの異なる4部位(頚部皮下、肩部皮下、胸部筋肉及び脚部筋肉)にワクチンを接種し効果を検討した。
成果の内容・特徴
  1. ウズラ150羽を用い、5区に分け44週齢まで調査した(表1)。
  2. ワクチン接種後の臨床症状では4区とも6時間後まで沈鬱が一部に見られ、へたりが脚部筋肉内接種区で18時間後まで見られたが、それ以降回復した(表2)。
  3. 4区とも試験終了時点(44週齢)まで接種部位にオイルシストの残留が見られた。
  4. ヘンデイの産卵率の推移では、ワクチン接種区は対照区に比べ12週齢まではやや低い成績であったが、それ以降ほぼ同様な値を示した(表3)。 
  5. サルモネラワクチン抗体価は、4区とも凝集抗体は接種後1~2週、エライサ抗体は2~4週で確認された(表4)。
以上のことから、ウズラにサルモネラワクチンを接種した場合、部位により臨床的な接種反応に若干差が見られるが、4部位接種ともワクチン抗体は確認された。
成果の活用面・留意点
  1. 今後、ウズラのサルモネラ感染試験を行い、ワクチン抗体と感染防御の関係を検討する必要がある。
[具体的デ-タ]
図表1 216506-1.gif
図表2 216506-2.gif
図表3 216506-3.gif
図表4 216506-4.gif
カテゴリ 鶏

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