摘心によるハナトリカブト「バッカスバラエティ」の草姿改善

タイトル 摘心によるハナトリカブト「バッカスバラエティ」の草姿改善
担当機関 群馬園試
研究期間 2001~2003
研究担当者 小林拓哉
町田安雄
発行年度 2002
要約 ハナトリカブト「バッカスバラエティ」の切り花栽培では、全展開葉節位が4節伸長時点で摘心することにより草丈はやや低くなるが、茎径が細く葉が小さい量感の抑えた草姿となる。また、花数が減少し短い花穂となるが、バランスはよくなる。
キーワード ハナトリカブト、「バッカスバラエティ」、摘心、草姿改善、切り花
背景・ねらい ハナトリカブトは、母球に着生する木子を用い切り花として栽培されている。草丈の確保のために芽の充実した大きい木子が利用されているため、茎が太く葉の大きい草姿となり用途が限定されている。しかし、消費者ニーズとして、茎径が細く量感を抑えたものが望まれている。そこで、「バッカスバラエティ」を用い、摘心により抽台した1次側枝の利用による草姿改善の検討をする。
成果の内容・特徴 1.
摘心は、4節が4月12日、7節が4月30日、9節が5月13日に行った。
2.
切り花長は70cm以上の長さが必要となる。開花時の切り花長は摘心することで無摘心より低くなるが約80~100cmまで伸長する(図1)。
3.
摘心時の節数に関わらず、茎径は4mm程度細く、葉長および葉幅は5~10cm程度短くなる(図1、2)。
4.
摘心することで開花数が少なくなり花穂は短くなるが、節間長が広く、2次側枝は長さが短く発生本数も少くなり量感が抑えられるため草姿バランスはよくなる(表1)。
5.
開花期は摘心により3~5日程度遅くなる(表1)。
6.
1次側枝の抽台本数は、摘心時の節数が多いほど多くなる(表1)。
7.
木子の生育は、摘心処理の有無による差はない(データ省略)。
成果の活用面・留意点 1.
摘心は、頂芽を小さく確実に摘み取る。
2.
摘心時の節数が多いと1次側枝の抽台本数は多くなるが、充分な草丈が確保できない。また、葉が混み合い下葉が枯れあがる。そのため、全展開葉節位が4節伸長時点に摘心を行う。
3.
量感の抑えられた草姿のため用途の拡大が望める。
4.
無摘心栽培との組み合わせにより出荷調整の労力軽減が図れる。
図表1 216951-1.gif
図表2 216951-2.gif
図表3 216951-3.gif
図表4 216951-4.gif
図表5 216951-5.gif
カテゴリ 出荷調整

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