タイトル | 低木類のマット化可能植物 |
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担当機関 | 神奈川農総研 |
研究期間 | 1998~2002 |
研究担当者 |
原靖英 堀越禎一 |
発行年度 | 2002 |
要約 | マット植物として利用可能な低木類は、アベリア、イソギク、ハイシマカンギク等、14種15品種・系統である。 |
キーワード | マット植物、低木類 |
背景・ねらい | マット植物は、芝生のように薄く繋がった根域を持つ、早期緑化を目的としたグラウンドカバー用の植物材料である。専用の薄層容器(25×25cm深さ4cm)を用い、1年間程度の栽培で、マット植物として利用可能な植物の検索を行う。 |
成果の内容・特徴 | 1. アベリア、アルメリア マリティマ、イソギク、イワガサ、オオバジャノヒゲ、スイカズラ、セダム、センペルビブム、ハイシマカンギク、ヒメウツギ、マツバギク、ユキヤナギ、リシマキア コンゲスティフローラ、ルブス カリシノイデスの14種15品種・系統はマット植物として有望である(表1)。 2. 有望種を生育の特色で分類すると、定植当年の秋期までに地上部被覆が促進するルブスカリシノイデス、ハイシマカンギク、定植翌年の春期に地上部生育が促進されるイソギク、リシマキア コンゲスティフローラ、スイカズラ、センペルビブム等である。 3. マット化判定法としては、出荷、施工時の取り扱い性を考慮し、崩壊率(供試材料の底面がほぼ水平に接地するよう約1mの高さから3回落とし、根域の土壌等の崩壊量率根域の土壌等の崩壊量)、たわみ(調査台の上に1/2はみ出すように置き、下垂した長さ)を用いることが有効である。 |
成果の活用面・留意点 | 1. 実際の施工・利用においては、植物種毎の特性に留意する必要がある。 |
図表1 | ![]() |
カテゴリ | あま くり 栽培技術 出荷調整 品種 リシマキア |