| タイトル | 小麦「フウセツ」の奨励(認定)品種採用 |
|---|---|
| 担当機関 | 長野農事試 |
| 研究期間 | 1994~2001 |
| 研究担当者 |
土屋学 酒井長雄 斎藤稔 谷口岳志 中澤伸夫 後藤和美 村松幸夫 |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | 小麦「フウセツ」は、中生で耐寒・耐雪性が優れ、多収で高冷地・積雪地で栽培が可能な品種である。粉及び麺の色相は明るい黄色で優れ、ゆでうどんの食味官能評価が高い。長野県では奨励(認定)品種として採用し高冷地・積雪地を中心に普及を図る。 |
| キーワード | 小麦、奨励品種、耐雪性 |
| 背景・ねらい | 長野県では高冷地・積雪地帯向けに農林27号を奨励(認定)品種としているが、低収で品質が劣り、長稈で倒伏に弱く、機械栽培には不適である。このため、近年この地域では、小麦の栽培はほとんど姿を消し、自家用としてわずかに残っているのみで、一部にシラネコムギが標高・耐雪性の限界を越えて栽培されている。 一方水田農業経営確立対策の中で、水田の高度利用として麦・大豆が重点施策として取り上げられているが、高冷地・積雪地では小麦の適品種が無く、高度水田利用の観点から不利な状況にある。このため、耐寒・耐雪性が強く、良質多収な品種の選定を行う。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 出穂期はシラネコムギより1日遅く農林27号より3日早い。成熟期はシラネコムギより2日遅く農林27号より2日早い中生。(表1) 2. 稈長は農林27号より短稈でシラネコムギと同等の強稈である。(表1) 3. 穂数は農林27号より多くシラネコムギと同等で、収量は農林27号より高くシラネコムギと同等か高い。(表1、2) 4. リットル重はシラネコムギ並かやや小さく、千粒重はシラネコムギより大きく、外観品質はシラネコムギ並かやや優れ、農林27号より優れる(表2)。 5. 耐雪性は農林27号と同等の強でシラネコムギより強く、積雪期間100日では雪腐病の発生はみられない(表3) |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 普及地域は高冷地・積雪地を含む県下全域で普及予定面積は200ha。 2. 耐寒・耐雪性は強いが、積雪期間が100日を越えるような地帯では、雪腐病防除の必要がある。 3. タンパク質含量がやや低いので、止葉展開期には必ず追肥を行う。 4. うどんこ病抵抗性は十分でないので、多発が予想されるときには防除の必要がある。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 病害虫 うどんこ病 経営管理 小麦 水田 大豆 抵抗性 品種 防除 良食味 |
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