稲わらの収集調製とサイレージ嗜好性

タイトル 稲わらの収集調製とサイレージ嗜好性
担当機関 群馬畜試
研究期間 2001~2003
研究担当者 茂木浩徳
発行年度 2003
要約 新鮮なわら(当日刈取)を梱包したロールサイレージは、尿素と乳酸菌添加剤処理に関係なく嗜好性が高く、また、刈取後数日経過し梱包したものには、稲発酵粗飼料専用乳酸菌「畜草1号」の添加効果が高い。
キーワード 調製加工、牛、稲わら、ロールベールサイレージ、乳酸菌、尿素
背景・ねらい 口蹄疫及びBSEの国内発生により防疫上からも、自給飼料の必要性が益々高まっていることから、安全な県産稲わらロールベールサイレージの調製技術を確立する必要性がある。
そこで、尿素と稲発酵粗飼料専用乳酸菌「畜草1号」を供試し、稲刈直後の高水分状態でのロールと、数日間天日乾燥した低水分のロールベールサイレージを作成し、貯蔵期間を2、4、6か月とし、それぞれを牛に給与してその嗜好性を検討する。
成果の内容・特徴 1.
新鮮なわらを梱包したサイレージでは、添加剤処理に関係無く、非常に嗜好性が高い(図1)。
2.
稲発酵粗飼料専用乳酸菌「畜草1号」は、刈り取り数日後に梱包したものに効果がみられる。収穫後2日間雨に曝され、その後天日乾燥し調製したロールでも、その嗜好性は比較的良好である(図1)。
3.
尿素添加サイレージは、同じ試験区のロールベールサイレージの中では、比較的嗜好性が低い(図1、図2)。
4.
保存期間と嗜好性との相関は見られず、6か月保存しても何ら問題はない(図2)。
成果の活用面・留意点 1.
稲刈り当日に梱包できない場合は、1~2日程度の降雨で、その後天日乾燥ができれば、畜草1号を添加してロールベールを調製する。
2.
稲わらロールベールサイレージ品質に影響する土砂の混入を避けること。
図表1 217271-1.gif
カテゴリ 加工 乾燥

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