| タイトル | 夏秋ナスの改良U字仕立て・側枝更新剪定法 |
|---|---|
| 担当機関 | 山梨総農試 |
| 研究期間 | 2001~2002 |
| 研究担当者 |
松野篤 赤池一彦 五味亜矢子 加藤成二 |
| 発行年度 | 2003 |
| 要約 | 仕立て法は主枝を3本とし、U字型より少し両通路側に傾斜をつけた改良U字仕立てを行う。整枝法は花の上で摘心し、収穫時に果実の下で切り戻す側枝更新剪定を行う。この仕立て法と整枝法の組み合わせにより、作業が快適で可販収量を落とすことなく上物率が向上する。 |
| キーワード | ナス、改良U字仕立て、側枝更新剪定、高品質、快適性 |
| 背景・ねらい | 本県ナス生産は、生産者の高齢化に伴う労働力の質的・量的低下により、生産量が減少傾向にある。現地意向調査の結果では作業が快適で、高品質生産が可能な新しい草姿管理法の開発が望まれている。そこで、現行のV字仕立て法(主枝3本、側枝放任)より作業が快適で上物収量が向上する仕立て・整枝法を検討した。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 改良U字仕立て これまでの直管パイプを使ったV字仕立てに対して、キュウリ用パイプ等を使った改良U字 仕立てを行なう。この仕立ては両通路側に傾斜がつくことで、V字仕立てより作業が快適にな り、U字(垣根)仕立てより誘引作業が省力化できる。主枝の仕立て本数は3本とする (図1)。 2. 側枝更新剪定 3本仕立ての主枝から発生するすべての側枝は次のように収穫しながら更新剪定する(図2)。 更新剪定を継続することで上物収量は落ちることなく、上物率も向上する(表1)。 (1)側枝は第1花の上で摘心する(図2-左)。 (2)側枝第1果の収穫は果実の下で切り戻し収穫する。同時に、第1孫枝の花の上で摘心する(図2-中央) 。 (3)続いて、第2孫枝も同様に花の上で摘心する(図2-右)。 (4)第1孫枝の果実収穫時に孫枝の基部で切り戻し収穫し、同時に主枝の葉は摘葉する。ここで残った第2孫枝は本側枝上の唯一の枝となる(図略)。 (5)第2孫枝果実の収穫は果実の下で切り戻し収穫する。第2孫枝から発生する枝は花の上で摘心する(図略)。 (6)以降、同様に摘心、切り戻しを行いながら収穫を続ける。収穫終了1ヵ月前からは摘心を行なわなくてよい。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 摘心は蕾、花、果実のいずれの状態の時でも良いが、気付いた時点で早めに行う。また、着果不良や落花痕がある側枝は早めに切り戻す。 2. 老化葉や果実を隠すような葉は早めに摘葉する。 3. 更新剪定を途中で止めると、それ以降過繁茂になり収量・品質が低下する。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | きゅうり 省力化 なす |
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