| タイトル | 消費者が求める茶の情報 |
|---|---|
| 担当機関 | 静岡茶試 |
| 研究期間 | 2002~2004 |
| 研究担当者 |
望月和男 小泉豊 |
| 発行年度 | 2004 |
| 要約 | 消費者は、既存ホームページに見られる農作業の苦労話や茶畑や野山の風景等の情緒的な情報より、平易に理解できる防除に関する情報、お茶の効能や他用途利用のような実用的な情報、一般に知られていない美味しいお茶の入れ方の情報等を求めている。 |
| キーワード | チャ、消費者、情報、履歴、トレーサビリティ |
| 背景・ねらい | 安心・安全に対する消費者の関心の高まりを受け、茶においても生産・流通履歴を追跡し情報公開するトレーサビリティの取り組みが求められている。また、茶の業界は、従来から消費者への情報発信が不足しているといわれている。そこで、消費者の満足度が高い履歴管理・情報システムを確立するために、消費者が求める情報を抽出する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 消費者は、既存ホームページに見られる「農作業の苦労話」「茶畑や野山の風景」等の情緒的な情報に魅力を感じていない。また、情報を得るには『パッケージに書いてあればそれで済む』と考えており、簡単に見ることができ、しかも直接的なメリットのある情報を求めている(図1)。 2. 生産・流通履歴の中では、消費者は、「防除」記録を最も重視し、次に「施肥」「荒茶・原料」「仕上茶・原料」を重視しているが、“農薬・肥料等の知識が少なく、内容を理解できない(アンケート中の意見)”ため、平易に理解できる生産・流通履歴情報を求めている(表1)。 3. 生産・流通履歴以外の茶の一般的な情報では、消費者は、「緑茶の効能」「お茶の美味しい入れ方」「古くなったお茶の利用法」に魅力を感じており、お茶の効能や他用途利用のような実用的な情報を求めている(表2)。 4. グループインタビューから抽出した情報では、消費者は、『そのお茶なりのベストな味や香りで飲みたい』『面倒なおもいをすることなく美味しいお茶を飲みたい』というニーズがあり、そのため、「熱湯でも美味しくお茶を入れる方法」「古くなったお茶の美味しい入れ方」等の一般に知られていない簡単で美味しいお茶の入れ方についての情報に魅力を感じている(表3)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. グループインタビューは、首都圏在住で緑茶好きの消費者2グループ12人を対象に実施した。 2. アンケート調査は、首都圏及び静岡県在住で食の安心・安全に対する比較的意識の高い消費者167人を対象に実施した。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| 図表5 | ![]() |
| カテゴリ | 肥料 病害虫 施肥 茶 農薬 防除 |
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