| タイトル | 県産パン用小麦「ハルイブキ」の各種ブレンドによるパン加工適性 |
|---|---|
| 担当機関 | 埼玉農総研 |
| 研究期間 | 2004~2006 |
| 研究担当者 |
増山富美子 茂木光子 池田順子 堀口和男 |
| 発行年度 | 2006 |
| 要約 | 「ハルイブキ」に発芽玄米や発芽小麦全粒粉及び、農林61号とアヤヒカリを一定割合ブレンドすることにより、外観を損なわず、風味と食感を活かしたパンができる。 |
| キーワード | コムギ、ハルイブキ、パン、ブレンド |
| 背景・ねらい | パン用小麦「ハルイブキ」は、パン適性があり県内で栽培が始まり、学校給食用にも提供されている。また、農産物直売所やパン業界からも注目されている。 食の多様化に対応した発芽小麦の全粒粉、小麦「農林61号」、小麦「アヤヒカリ」のブレンド割合や、発芽玄米粉を検討し、新たなブレンドパンの開発と製造方法を確立する。 ブレンドパンの製造方法を農産物直売所やこだわりパン業界、学校給食会へ普及する。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 埼玉県産ハルイブキ小麦粉に発芽玄米全粒粉を10%、20%、30%の3種類のブレンドと対照(発芽玄米全粒粉0%)で試験をした結果、発芽玄米全粒粉20%が、重量と体積からみて、パン適性の限界であった(図1)。 2. ハルイブキ小麦粉にハルイブキ発芽全粒粉を10%、30%、50%の3種類ブレンドした場合、パン適性があるのは30%まである(表1)。食味評価では、ブレンドすることで、甘味、風味があり食感の良いパンになった。 3. ハルイブキ小麦粉に麺適性のある小麦「農林61号」20%及び麺や製菓適性のある小麦「アヤヒカリ」を10%ブレンドすると、ハルイブキ小麦粉100%と比較して、断面がキメ細かで膨らみのあるパンになった(写真1)。 4. アンケートによる食味評価を3種類のロールパンで行った。ハルイブキ小麦粉にハルイブキ全粒粉20%ブレンド、ハルイブキ小麦粉に米粉10%ブレンド、ハルイブキ小麦粉に農林61号20%+アヤヒカリ10%ブレンドのパンの食味評価は、ハルイブキ全粒粉ブレンドが42%、米粉ブレンドが30%、農林61号+アヤヒカリブレンドが28%とほぼ好みが3分散した(図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 農産物直売所やこだわりパン業界へ情報提供をする。 2. 学校給食会では、県産小麦で特徴のあるパンを提供しているため、連携してメニューに活用する。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 加工適性 小麦 良食味 |
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