ウンシュウミカン搾りかすの微生物資材添加による短期堆肥化とその成分溶出速度

タイトル ウンシュウミカン搾りかすの微生物資材添加による短期堆肥化とその成分溶出速度
担当機関 和歌山農林水技セ
研究期間 1999~2001
研究担当者 鯨幸和
中谷章
田端洋一
発行年度 2001
要約 ウンシュウミカン搾りかすへの微生物資材(VS34、NK-52)の添加は、堆肥化を促進する。できた堆肥を4月に土壌表面施用した場合、5ヵ月間で窒素成分のうち硝酸態窒素として9.1%、カリウムで43.0%が溶出する。
キーワード ウンシュウミカン、搾りかす、微生物資材、堆肥化、硝酸態窒素、カリウム
背景・ねらい ジュース加工用ウンシュウミカンは、生重のおよそ半分が加工残さとして排出され、産業廃棄物として処分される。そこで、これらを農地に還元して有機性資源として活用するため、微生物資材添加による早期堆肥化と、できた堆肥の特性を検討する。
成果の内容・特徴
  1. ウンシュウミカン搾りかす1kg当たり微生物資材(VS34 VS科工製、NK-52 中村産業開発製)をそれぞれ20g添加し、小型堆肥化装置(TY家庭用生ゴミリサイクル機 田窪工業製、容量35L、加温装置付き)で処理した結果、無添加に比べてC/N率の低下はわずかに促進される程度であるが(図1)、コマツナへの生育阻害性は早期に取り除かれる(図2)。
  2. 硝酸態窒素の溶出(図3)は4月に施用した場合、施用1ヵ月後の5月から始まり、施用5ヵ月後の9月には堆肥窒素成分の9.1%が硝酸態窒素として溶出する。カリウムの溶出は4月施用後から始まり、施用5ヵ月後の9月には43.0%が溶出する(図4)。
成果の活用面・留意点
  1. 微生物資材を添加して堆肥化すれば、3ヵ月で植物への生育阻害性が取り除かれる。
  2. ウンシュウミカン搾りかすの早期堆肥化の基礎資料として活用できる。
  3. ウンシュウミカン搾りかす堆肥を園地で利用するための基礎資料として活用できる。
[具体的デ-タ]
図表1 219118-1.jpg
図表2 219118-2.jpg
図表3 219118-3.jpg
図表4 219118-4.jpg
カテゴリ 温州みかん 加工 こまつな

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