| タイトル | ケイトウの連結式ペーパーポット用簡易播種器 |
|---|---|
| 担当機関 | 徳島工技セ |
| 研究期間 | 2001~2001 |
| 研究担当者 |
近藤真二 高木和彦 小川 仁(徳島工技セ) 前田典子 |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | 本器は、穴の開いた金属板2枚を磁力により密着させ、これをスライドして穴を合わせることにより種子を自然落下する機構を有する。これにより、ケイトウの播種作業では、慣行に比べて約3.8倍の作業能率がある。 |
| キーワード | ケイトウ、連結式ペーパーポット、播種器、永久磁石、省力化 |
| 背景・ねらい | 徳島県ではケイトウの定植作業省力化のため、連結式ペーパーポット用簡易移植機を用いた栽培が試みられている。しかし、連結式ペーパーポットへの播種作業は手作業で行われており、単位面積当たりの栽植本数の多さから長時間を要し、作業者にとって大変な労働負担となっている。 そこで、これに対応するため、簡易な播種器の開発を行う。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. 本器は、アルミ製の上板と鉄製の台(下板)が、互いに接触する状態で水平にずらせる機構を有し、上板と台の同じ位置に上板には直径1.7mm、台には直径約5mmの播種穴を設けている。種子が上板と台の隙間に挟み込まれないように、アルミ製の上板には永久磁石を固定し、磁力により密着している(図1、表1)。 2. 播種は、まず台の前面に開いたトレイ挿入口より連結式ペーパーポット展開トレイ(培土充填済み)を挿入しセットする。つぎに、上板と台の播種穴をずらした状態で全ての穴にブラシ等を用いケイトウの種子を落とす。余分な種子を除去した後、上板をスライドし播種穴を一致させ種子を落下させる。これを繰り返し操作する(図1、表1)。 3. 播種時間は、1回当たり約2分15秒であり、慣行の約3.8倍の作業能率である(表2)。 4. 播種精度は、1~3粒蒔きが96%であり、ほぼ問題はない(図2)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. 利用可能な連結式ペーパーポットは、現在のところN社(264穴)に限る。 2. ケイトウの品種によって種子の大きさが異なるので注意する。 3. 播種穴径、穴の間隔を変更することにより、各種野菜・花の播種、各種トレイに適応できる。 4. 市販の計画がある。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| 図表4 | ![]() |
| カテゴリ | 栽培技術 省力化 播種 品種 |
| 育苗時に珪酸資材を施用したイネのいもち病抵抗性の細胞反応 |
| ウワバミソウの温床利用による促成栽培 |
| 年3作体系の施設キュウリ栽培における畦連続利用による省力化 |