平坦地の秋出しトルコギキョウにおけるロゼット化の低い品種選定

タイトル 平坦地の秋出しトルコギキョウにおけるロゼット化の低い品種選定
担当機関 島根県農業試験場
研究期間
研究担当者
発行年度 2002
要約 平坦地の秋出し作型(定植期7~8月)において、育苗時に高温遭遇しても抽だい率が高い品種を用いることで、簡易にロゼット化を回避できる。さらに、種子低温処理により抽だい率を高めることが可能である。
キーワード トルコギキョウ、種子低温処理、抽だい率、ロゼット
背景・ねらい 平坦地における秋出しトルコギキョウ栽培(定植期7~8月)では、冷房育苗や苗冷蔵等の苗の低温処理によりロゼット化を回避している。しかし、これらの方法は育苗コストが高く、種子低温処理とロゼット化回避効果の高い品種の選定を行うことで、育苗の低コスト化を検討する。
成果の内容・特徴 1.
高温条件下(昼温35℃、夜温25℃)で育苗した場合でも抽だい率が高い品種として、紫色系では「あすかの雫」「メロウパープル」等、桃色系では「フローネピンクフラッシュ」「つくしの羽衣」等、淡色系では「彩の雪」「アリスホワイト」等を選定した(表1)。
2.
播種吸水後から暗黒条件下で10℃30日間の種子低温処理をすることによって、ロゼット化率が低下し、抽だい率が向上する(図1)。
3.
育苗期間中に高温に遭遇しても抽だい率の高いこれら品種を用いることにより、冷房育苗等の苗の低温処理と同等の抽だい率を確保できる(図1)。
成果の活用面・留意点 1.
今回選定した品種を用いることによって、平坦地では冷房育苗(播種から定植まで昼温25℃、夜温15℃で育苗)や苗冷蔵(高温遭遇した苗を10℃30日間冷蔵処理)などの苗の低温処理施設が不要になり、育苗経費が大幅に削減できる。
2.
育苗時には、育苗施設を寒冷紗等で遮光するとともに通風を良好にし、気温上昇防止に努める。
3.
種子低温処理の抽だい率向上効果には品種間差があるため、品種導入の際には事前にその効果を検討する必要がある。
図表1 219456-1.gif
図表2 219456-2.gif
カテゴリ 育苗 コスト 栽培技術 低コスト トルコギキョウ 播種 品種

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