| タイトル | 粒剤の土壌施用によるカンキツ苗木のミカンハモグリガの防除 |
|---|---|
| 担当機関 | 山口大島柑きつ試 |
| 研究期間 | 1997~2004 |
| 研究担当者 |
岡崎芳夫 宮田明義 溝部信二 |
| 発行年度 | 2002 |
| 要約 | カンキツ苗木に対してネオニコチノイド系殺虫剤の粒剤を、夏芽発芽2週間~20日前に土壌施用することにより、ミカンハモグリガを約3か月間防除できる。 |
| キーワード | ネオニコチノイド、ミカンハモグリガ、粒剤、土壌施用 |
| 背景・ねらい | カンキツ類の苗木を育成するためには、ミカンハモグリガの防除は最も重要な管理の一つである。しかし、発生期間中における薬剤防除は10日~2週間間隔で4~5回実施しなければならず、高温期における作業は身体的な負担が大きい。このことから、ネオニコチノイド系粒剤の土壌施用によって、カンキツ苗木のミカンハモグリガに対する防除技術を明らかにする。 |
| 成果の内容・特徴 | 1. チアメトキサム粒剤、アセタミプリド粒剤の土壌施用による防除効果はいずれも高い。効果の高い施用時期は、両剤とも夏芽発芽2週間~20日前の6月上旬である(図1)。 2. ミカンハモグリガによる被害の許容限界を被害度30に設定した場合、アセタミプリド粒剤(成分濃度2%)の施用量は、1樹当たり10gである(図2)。 3. 粒剤施用後の土壌混和(表層5cm程度)は、防除効果を向上させる(データ省略)。 4. 1回の施用で防除効果はおおむね3か月間持続する(図3)。 |
| 成果の活用面・留意点 | 1. チアメトキサム粒剤は20g/樹で平成14年に登録済みで、アセタミプリド粒剤は10g/樹で平成15年登録予定である。 2. 降雨直後の施用が望ましく、施用後5日以上降雨が見込まれない場合には潅水が必要である。 3. 樹冠下全面よりも主幹部周囲(半径10cm以内)への集中施用が望ましい。 4. 本防除法によるミカンハダニのリサージェンスは認められない。 5. 年間1回処理での防除が可能となるため、省力化と軽作業化が図れる。 |
| 図表1 | ![]() |
| 図表2 | ![]() |
| 図表3 | ![]() |
| カテゴリ | 病害虫 省力化 防除 薬剤 その他のかんきつ |
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