| タイトル |
サルナシ「香粋」の糖度による収穫適期判定 |
| 担当機関 |
香川農試府中分場 |
| 研究期間 |
1999~2001 |
| 研究担当者 |
村尾昭二
福田哲生
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| 発行年度 |
2003 |
| 要約 |
サルナシ「香粋」の収穫適期は、収穫時の糖度で9~10%の時期である。なお、この時期の果実硬度は3.0kg/cm2程度、満開日からの日平均気温の積算値は約4,000℃である。
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| キーワード |
サルナシ、香粋、収穫適期、キウイフルーツ
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| 背景・ねらい |
サルナシ「香粋」は、一才サルナシにキウイフルーツの雄品種「マツア」を交配して育成した品種である。本品種は、キウイフルーツと異なり樹上で軟化してしまうため、収穫時期の判定が難しく、栽培上問題となっている。そこで、「香粋」の収穫適期の判定方法を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 収穫時期が遅いほど、収穫時の糖度は高くなるが、果実硬度は10月下旬頃から急激に低下する(図1、表1)。
- エチレン処理による追熟後の糖度は、収穫時糖度9.8%以上(10月20日以降)で収穫した果実で約20%となり、収穫時糖度7.9%以下(10月10日以前)で収穫した果実の約18%に比べて明らかに高くなる(表1)。
- 5℃貯蔵中の糖度は、収穫時糖度9.6%以上(10月24日以降)で収穫した果実では、貯蔵35日以降に約18%となり、収穫時糖度7.9%(10月12日)で収穫した果実の約17%に比べて明らかに高くなる(図2、表2)。
- 以上のことから、「香粋」の収穫期は、収穫時の糖度で9~10%の時期が最適である。なお、この時期の果実硬度は3.0kg/cm2程度、満開日からの日平均気温の積算値は約4,000℃である(表1、2)。
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| 成果の活用面・留意点 |
- 香川県内で栽培されている「香粋」において、収穫適期の指標となる。
- この時期に一斉収穫した果実にエチレン等による追熟処理を行うことにより、計画出荷が可能となる。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| 図表3 |
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| 図表4 |
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| カテゴリ |
キウイフルーツ
さるなし
出荷調整
品種
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