タイトル | 蒸気土壌消毒時の地温上昇に有効な土壌の条件 |
---|---|
担当機関 | 高知農技セ |
研究期間 | 2001~2005 |
研究担当者 |
竹内繁治 川田洋一 |
発行年度 | 2005 |
要約 | キャンバスホース法による蒸気土壌消毒時の地温上昇は、土壌の孔隙率とくに気相率と含水率の影響を受け、気相率が低い土壌や過湿または過乾燥土壌では上昇しにくい。高畦や稲ワラの施用は、地温上昇に有効である。 |
キーワード | 蒸気土壌消毒、キャンバスホース法、地温上昇、土壌条件 |
背景・ねらい | 蒸気土壌消毒は古くから知られた土壌消毒法であるが、近年は臭化メチル代替技術の一つとして利用の場が広がっている。蒸気土壌消毒を行う際に重要となる土壌病害虫の死滅温度についてはすでに多くの報告があり、比較的耐熱性の高いメロン黒点根腐病菌の場合には、地下20cmの地温を60℃以上に上昇させる必要があることが明らかにされている。一方、蒸気土壌消毒の防除効果を安定させ、同時に燃料や作業時間の節減を図るためには、できるだけ効率よく地温を上昇させることが重要であるが、蒸気土壌消毒時の地温上昇に有効な土壌条件についての基礎データはほとんど見当たらない。 そこで、本県で多く実施されているキャンバスホース法による蒸気土壌消毒について、地温上昇と土壌の諸条件との関係を調べ、蒸気土壌消毒に有効な土壌の条件を明らかにする。 |
成果の内容・特徴 |
|
成果の活用面・留意点 |
|
図表1 | ![]() |
図表2 | ![]() |
図表3 | ![]() |
図表4 | ![]() |
カテゴリ | 病害虫 害虫 乾燥 土壌消毒 根腐病 防除 メロン |