伐採竹処理のための破砕竹の敷料利用

タイトル 伐採竹処理のための破砕竹の敷料利用
担当機関 滋賀畜技セ
研究期間 2008~2008
研究担当者 土井真也
井口信行
発行年度 2008
要約 河川敷等で伐採後、5mmの篩を備えた破砕機で処理した竹は、堆積発酵により物理性が改善され、敷料としての利用では牛の健康状態に異常はなく使用できる。
キーワード 竹、破砕、好気発酵、敷料、黒毛和種去勢育成牛
背景・ねらい
近年、河川敷等の管理不十分で放置された竹林が問題となっており、伐採されているが、廃棄処理に膨大な経費がかかるため、利用方法の開発が求められている。伐採した竹は破砕機により粉状にすることが可能であり、今回は5mmの篩付き破砕機で処理した破砕竹の敷料利用の可能性について検討した。
成果の内容・特徴
  1. 真竹と淡竹が混在した河川敷で伐採され、破砕機(5mm篩通過)により処理した物(約4m3、以下破砕竹)を破砕後直ちに堆積すると短期間で品温が上昇、最高品温は57℃で良好な好気発酵状態を示す(図1)。
  2. 破砕直後の竹は水分含量が高く吸水量は少ないが、発酵過程で水分含量は低下し、吸水量が増加する(表1)。
  3. 堆積し好気発酵により低水分化した破砕竹はオガコに比べ仮比重は大きいが、吸水量は同等である(表2)。
  4. 好気発酵処理した破砕竹を黒毛和種去勢育成牛(開始時9~10カ月齢)、2頭群飼の牛房で敷料として利用し、オガコと比較すると敷料交換直前(敷料利用期間平均8日)の破砕竹敷料は水分、汚染度、表面のアンモニア濃度ともにオガコ敷料と比べ大きな差はない(表3)。
  5. 試験期間(29日間)を通して破砕竹を敷料にすることによる牛の健康状態の異常は肉眼では認められない。
成果の活用面・留意点 破砕竹が敷料利用できることは明らかとなったが、農家への普及のためには安定供給体制の確立が不可欠である。
図表1 220568-1.jpg
図表2 220568-2.jpg
図表3 220568-3.jpg
図表4 220568-4.jpg
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