湛水土中直播水稲の出芽・苗立ち向上のための水管理と施肥法

タイトル 湛水土中直播水稲の出芽・苗立ち向上のための水管理と施肥法
担当機関 福岡県農業総合試験場
研究期間 1998~1998
研究担当者 岩渕哲也
原田皓二
田中浩平
発行年度 1998
要約 水稲湛水土中直播栽培における出芽は、埴土では砂壌土に比べ劣るが、播種後、5日間程度、落水することにより苗立ちが向上する。スクミリンゴガイ対策で長期間潤土管理を行う場合は緩効性肥料を用いるか、基肥を省略して追肥を行うことにより減収を防止できる。福岡県農業総合試験場・農産研究所・栽培部・作物栽培研究室
背景・ねらい 湛水土中直播栽培は出芽・苗立ちが土壌や水管理の影響を受けやすく、安定栽培のためには出芽・苗立ちの安定化が重要である。そこで、湛水直播水稲の出芽・苗立ち向上のための水管理法や水管理に対応した施肥法を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 砂壌土では水稲の出芽は比較的良好であるが、埴土では苗立ちが劣る。播種後、5日間程度落水することにより、苗立率は向上し浮苗の発生も減少する。5日間程度の落水では、収量、品質に悪影響はない(表1、表2)。
  2. スクミリンゴガイ対策で、播種後に水稲の3~5葉期まで長期間潤土管理を行った場合湛水管理に比べて水稲の生育が劣りやや減収するが、緩効性肥料の利用や基肥を省略して播種後30~40日頃に追肥することにより、湛水状態と同等の収量、品質が得られる(表2)。
成果の活用面・留意点
  1. 専用播種機(土中条播:播種深度約1cm)を用いた湛水土中直播栽培に適用される。
  2. 水稲の出芽・苗立ちの向上と生育、収量の安定を図る際の参考となる。
  3. スクミリンゴガイの発生地域では落水の前後に除草剤処理が必要となる。
図表1 220760-1.gif
図表2 220760-2.gif
カテゴリ 肥料 病害虫 直播栽培 除草剤 水稲 スクミリンゴガイ 施肥 播種 水管理

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