リューココリーネの生育と開花特性

タイトル リューココリーネの生育と開花特性
担当機関 佐賀県農業試験研究センター
研究期間 1998~1998
研究担当者 永敦子
松村司
森園寛治
田中龍臣
発行年度 1998
要約 リューココリーネの自然条件下での採花期は3月~4月である。採花時期は品種間差があるが、定植時期による差は約1ヶ月と小さく、定植から採花までの到花日数は約150日~190日である。採花率は定植時期が遅くなると低下し、品種によっては定植時期の晩限がある。佐賀県農業試験研究センター・栽培技術部・花き研究室
背景・ねらい リューココリーネは、チリ原産の秋植え球根で、我が国に導入されて新しい切り花である。花色に清涼感があり、芳香や花保ちが良く、普及が期待される切り花である。しかしながら、導入されて数年であるため生育開花については不明な点が多い。そこで、市販されている品種を導入し、基本的な生育開花及び品種特性を明らかにする。
成果の内容・特徴
  1. 1~2g未満の市販球根を、10月中旬に定植すると、平均採花日が最も早い品種は「ブルー」であり、最も遅い「ライラック」と約1ヶ月の差がある。定植から採花までの日数は148日~189日である(表1)。
  2. 切り花長は39cm~60cmと短めで、一本当たりの小花数は3.2個~5.6個、一球当たりの採花本数は1.2~4.0本と品種間差がある(表1)。
  3. 定植日の違いによる、採花時期への影響は小さいが、球根重が軽いと採花は遅れ、採花本数も少なくなる(表2)。
  4. 品種により定植時期の晩限が異なり、「プルプレア」と「ブルー」は1月定植で採花可能であるが、「ホワイト」は11月中旬以降の定植で採花率が低下する(表2,表3)。
  5. 3cm×3cm間隔の密植が可能であり、切り花品質や採花本数に大きな影響は見られない(表4)。
成果の活用面・留意点
  1. 購入した球根は、栽培後に掘りあげて、次年の栽培に利用できるので、再度購入する必要はない。
  2. 球根は地下部に牽引根を伸ばし、地下10cm~30cmの間にドロッパー球(垂下球)を作るため、掘りあげを考慮してプランター等の箱栽培が望ましい。
図表1 220916-1.gif
図表2 220916-2.gif
図表3 220916-3.gif
図表4 220916-4.gif
カテゴリ 栽培技術 品種

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