リューココリーネの球根貯蔵による新作型

タイトル リューココリーネの球根貯蔵による新作型
担当機関 佐賀県農業試験研究センター
研究期間 1998~1998
研究担当者 松村司
森園寛治
田中龍臣
徳永敦子
発行年度 1998
要約 リューココリーネは定植前に球根を摂氏8度で4~5週間冷蔵すると採花が早まり、促成栽培が可能である。また掘りあげ直後の球根を摂氏8度で4ヶ月、引き続き定植まで摂氏20度で乾式貯蔵して花芽発育を抑制し、翌年秋に定植すると年内採花が可能である。佐賀県農業試験研究センター・栽培技術部・花き研究室
背景・ねらい リューココーネは秋植え球根で、10月に定植すると自然開花は3月~4月となる。定植時期を変えても開花時期は変わらず、採花は集中する。そこで、出荷の少ない時期の採花を可能とするため、開花調節技術を確立し、新作型を開発する。
成果の内容・特徴
  1. 球根を定植前に、摂氏8度で4~5週間乾式冷蔵すると、採花は無処理に比べて約4週間~5週間早まる(表1)。
  2. 球根を、掘りあげ直後から摂氏8度で4ヶ月乾式冷蔵し、その後翌年の定植まで摂氏20度で乾式貯蔵すると花芽が抑制できる(表2)。
  3. 品種「プルプレア」の抑制球根を9月中旬に定植すると、平均採花日は11月下旬で10月中旬に定植すると12月下旬となり、定植後約70日ほどで採花できる(表2)。
  4. 促成効果と抑制効果の高い品種は「ブルー」、「プルプレア」、「ピジャマイ」である(表3,データ省略)。
成果の活用面・留意点
  1. 促成栽培の球根冷蔵開始時期は8月中旬以降に行う。冷蔵期間を6週間以上行うと、採花率や切り花品質が低下する。
  2. 促成栽培の場合、球根掘りあげ直後から摂氏8度で長期間冷蔵すると、定植しても発芽しないので注意する。
  3. 高温を嫌うため、抑制球の定植は夏期を避け、涼しくなってから行う。
  4. 促成栽培と、抑制栽培及び普通栽培を組み合わせることで、11月中旬~3月中旬までの長期出荷ができる(表1,表2,図1)。
図表1 220917-1.gif
図表2 220917-2.gif
図表3 220917-3.gif
図表4 220917-4.gif
カテゴリ 栽培技術 出荷調整 品種

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