| タイトル |
ハウスミカン園におけるミカンハダニの園外からの侵入経路 |
| 担当機関 |
佐賀県果樹試験場 |
| 研究期間 |
1998~1999 |
| 研究担当者 |
田代暢哉
衞藤友紀
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| 発行年度 |
1998 |
| 要約 |
ハウスミカン園におけるミカンハダニの発生は園の内縁部に植栽されている樹周辺から始まる。さらに、その後ハウス内部の分布は漸次拡大するが、特定の樹周辺での密度が高まる傾向にある。佐賀県果樹試験場・病害虫研究室
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| 背景・ねらい |
ハウスミカン園はミカンハダニの増殖に好適な条件下にあり、さらに本種は薬剤抵抗性の発達が早いため現場では防除が非常に困難な害虫とされている。しかし、これまでハウスミカン園におけるミカンハダニの発生動態についての詳細な報告は少ない。そこでミカンハダニの効率的な防除技術を開発するために、ハウスミカン園における本種の発生消長を調査し、その侵入経路を明らかにする。
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| 成果の内容・特徴 |
- 1997年と1998年にハウス栽培の温州ミカン園内において全樹173本について葉に寄生するミカンハダニ雌成虫数を調査した結果、ミカンハダニはサイドビニルを巻き上げている6月中旬頃(表1)から園の南側内縁部(1997年、図1)、南および北側内縁部(1998年、データ略)に植栽されている樹を中心に発生が始まる。これは園外からの侵入によるものと思われる。
- 初発後の分布は1997年の場合、ハウス内全体へ漸次拡大したが、特定の樹周辺で増加する傾向にある(データ略)。
- 以上のことから、ハウスミカン園におけるミカンハダニはサイドビニルを巻き上げた時期以降、園の内縁部に植栽されている樹から発生し、さらにハウス内側に拡大するとともに、特定の樹での密度が高まる。
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| 成果の活用面・留意点 |
- ハウスミカン園における効率的なミカンハダニの防除を行うために、園の内縁部に植栽されている樹を中心に発生の確認を行うとともに、多発生する場所を把握する。さらに、多発生時には薬剤による高い防除効果は望めないので、密度が高まる前に防除を徹底する。
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| 図表1 |
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| 図表2 |
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| カテゴリ |
病害虫
温州みかん
害虫
抵抗性
防除
薬剤
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