| タイトル |
低タンパク質飼料へのベタイン添加による肥育豚の発育改善効果 |
| 担当機関 |
熊本県農業研究センター |
| 研究期間 |
1999~2002 |
| 研究担当者 |
|
| 発行年度 |
1999 |
| 要約 |
ベタインの飼料への添加効果は飼料中のタンパク質水準によって異なり、低の平タンパク質アミノ酸添加飼料にベタインを添加することによって、脂肪蓄積量に影響8mmを与えることなく肥育豚の増体成績を改善できる。熊本県農業研究センター・畜産研究所・中小家畜部
|
| 背景・ねらい |
飼料中のアミノ酸濃度は肥育豚の飼料摂取量や増体の期待量に基づいて設定されるが、遺伝、環境温度、疾病等の要因によって実際に摂取された飼料量が期待摂取量を下回る場合がある。そのため、低タンパク質飼料にアミノ酸を添加した飼料(低CP+AA飼料)を肥育豚に給与した場合、給与された飼料中のアミノ酸含有量が肥育豚のアミノ酸要求量を満たさない場合があり、脂肪蓄積量の増加や発育の低下の問題が発生する。一方、甜菜から抽出された、メチル基供与体であるベタインは肥育豚の発育や脂質代謝に影響を与えることが報告されている。そこで、日本飼養標準・豚(1998)に基づく低CP+AA飼料へのベタイン添加が肥育豚の発育および脂肪蓄積に与える影響について検討した。
|
| 成果の内容・特徴 |
- ベタインの飼料への添加効果は低CP+AA飼料にのみ有効で、飼料中のタンパク質水準によって異なる。
- 低CP+AA飼料にベタインを添加することによって、肥育豚の増体成績を改善できるが、脂肪蓄積量に影響はない。
|
| 成果の活用面・留意点 |
- 低CP+AA飼料を自家配合している農家に本技術を適用することによって、肥育豚の増体成績の低下を改善できる。
- ベタインの単価は500円/kg程度で、わずかに甘みがあり嗜好性も良好であることから低CP+AA飼料の原料として利用できる。
- ベタインの飼料への添加効果は飼料中のタンパク質水準によって異なることから、飼料配合設計に当たっては、タンパク質の水準に留意する。
|
| 図表1 |
 |
| 図表2 |
 |
| カテゴリ |
豚
|